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2013年5月23日 (木)

フランクフルトからストラスブール(フランス)へ

フランクフルト空港着6:30→(電車) →  フランクフルト中央駅  →( 徒歩) 欧州中央銀行→ レーマー広場 →フランクフルト中央駅 →(電車)ICE乗換2回 → ストラスブールホテル泊

旅の洗礼
上海からフランクフルトまでの飛行機に乗っている間も、なんだか気分が落ち込んでいた。この先二年も旅はしたくない。一年ならどうか。一年でも長い。あれほど行く気になって、会社も辞めて準備したのに、なぜか気分が乗ってこない。三ヶ月だけはなんとかユーレイルパスでまわって、日本に帰ろうかなどと考えていた。そんな気分の時は、災難を引き寄せてしまうもの。
そして事件は起こった。

フランクフルト中央駅を出て、レーマー広場へ急いでいた。寒くて小雨まじりだったので、iPadminiで再確認するのも面倒で、道を少し間違えながら歩いていた。鬱蒼とした木立を横切ろうとしたところ、地図を持った男が道を尋ねてきた。ワシも旅行者だよ、と言うと、じゃあ写真を一枚撮ってくれ、という。そこは全然観光スポットではない場所で、不思議に思ったが、請われるままに2枚の写真を撮ってやった。すると、そこへきちんとした身なりの二人の男がやってきて首からぶら下げたIDを見せて、警察の者だ、ここは麻薬売買と闇両替の場所だが、お前たちは何者だ?パスポートを見せろ、と言った。道を聞いてきた男がパスポートを見せたので私も見せると、警官は、麻薬を持ってないか?サイフを出せ、と言った。私がサイフを渡すと、警官は一旦全部の札をサイフから出して、ドラッグは、と言いながらクンクンと臭いをかいで、またサイフに入れた。私は、警官が金を抜き取るのではないかと思って注意深く男の手元を見ていたが、怪しい動きはなかった。そして、道を尋ねた男のサイフも同じように調べたあと、気を付けろと言って立ち去った。道を聞いてきた男はさらにもう一枚写真を撮ってくれと言ったので撮ってやり、握手に応じたあと、男と別れて道を急いだ。

そして、欧州中央銀行の前まで来た時にピンときた。やられた。警官がサイフを出せなどと言う訳がない。言ったとしても、人の金に触れるようなことはしない。それに、別れ際、あの警察官に、この人は道が知りたいそうだと告げたが、お前が教えろ、と横柄な口調で言って去っていった。
あの、道を聞いてきた男もグルなのだ。パスポートを率先して出して私を信用させ、警察官役の男が去った後も時間稼ぎに写真を撮るよう要求したのだ。
あいつら全員、最初から英語で話しかけてきた。ドイツ人なら相手が誰であろうと、最初はドイツ語で話しかけてくるはずだ。

あわててサイフをポケットから取り出して確認したところ、やられたのは200ユーロ。今朝空港のぶったくり両替屋で146円で交換したレートで換算すると、29200円。
私は今までに何度も一人で海外へ行っていて危険な目にも会ったが、それなりの経験もあるので、その都度気づいて難を逃れてきた。十分注意もしてきたので、今まではそれほど大きな被害にも会ってない。
タイやインドでなら分かるが、ドイツで。しかも欧州中央銀行本部のすぐ近くでこんな目に会うなんて。
今朝、空港で税関の職員が、財布を開けて全部の札を見せろ、というので見せた。過去にそんなことをされたことがなかったので不思議に思ったが、それが伏線としてあった。
どういうふうに金を抜いたかは想像だが、札の臭いをかぐ時に札を二つに分けて人差し指を間に入れる。半分は財布の中へ戻し、半分は財布の外(下)へ。二つ折りの財布をたたんで返す時に財布の外で持っている札は反対側に折り返して手のひらに隠す。

財布を相手に触れさせた時に勝負はついていた。
みなさん!令状無しに誰かが勝手にあなたの物に触れようとした時は、相手が警官でも大きな声でNO!と言ってください。そしてこう言ってください。"Don't touch! I'll show you."触らないで!見せてあげるから!(今日のフレーズです)・・・でも、見せた瞬間にひったくられる可能性もあるので、見せるのもやめた方がいいですね。(ここ、あとで加筆しました)

旅行保険が降りないかと考えたが、面倒なので諦めた。金額はそれほどショックではない。
ただ、旅に出て、何だか知らんが落ち込んでいるうちに、そんな出来事を引き寄せた自分が悲しい。でも考えようによっては、お金を引き抜かれたことさえ気づかずに終わっている旅行者もいるのではないか。何かお金減ってるなーみたいな。

落ち込んでいてもしかたがない。旅は昨日始まったばかりや。
ブログも書いたし、気分転換に現地の精神安定ドリンクを飲みに、ぶったくりバーまで行ってきまーす。(嘘、さっきハイネケンいっぱい買ってきた)
ホテルのWiFiの調子が悪いので英語も写真もなしで、今日はこれで。

昨日、コメントやメールをくださったみなさんありがとうございます。このホテルのWiFiが不調で、返事やコメントを返せません。(安ホテルなもんで。親切なんですけど)
外でWi-Fi捜して、ご返事するといいのですが、ストラスブールはまだ冬といった方がいいほど寒く、今雨が降っているので、WiFi捜しは諦めます。
あ、心配されるといけないので言っておきますが、少しめげてはいるものの、ドイツ国鉄の人に何度か親切にしてもらったので、もうちょっと旅はつづくと思います。

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コメント

お疲れ様です。
最初の洗礼でしたね。でも不幸中の幸い!
パスポートを盗られたり、危害を加えられなくて良かったです。

(でも、急いでいますから・・・とか言わなかったところが、拓ちゃんらしくない・・・。やっばり浮き足立っているのかな???)

大変ない目に会いましたね。 嫌な思いをした分 次の喜びが大きいと思います 帰りたくなれば 何時でも帰れば良い 気楽な気持ちで楽しんで 旅は後戻り出来ますが、人生は戻りたくても 戻れないから 頑張って〜

すいせんさん、ノリちゃんありがとう。
もう大丈夫です。
こういうこともないとブログがおもしろくないと、きっと神様がニセ警官をよこしてくれたんだと思います。

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