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2013年6月 7日 (金)

ディジョンからパリへ そしてマドリードへ

ディジョン→(TGV)パリリヨン駅→パリ東駅→パリオーステリッツ駅→(夜行列車で翌朝)マドリード

113_3パリ・リヨン駅

パリへ来たなら六つの駅全部を訪ねてほしい
この六つの駅から列車はヨーロッパのあらゆる町へと放射線状に走っていく
きっとあなたはそのどれかの駅舎で泣いてしまうにちがいない
その美しさのあまりに

If you visit Paris   I want you to go to all those six stations
Railways radiate in all directions in Europe from those six stations
You may cry at one of the stations
As it is so beautiful

・・・・・

今晩乗る予定のパリーマドリードの寝台列車は「フランシスコ・デ・ゴヤ」という名前で、私が乗るのはラグジュアリークラスらしいです。何のことだかよくわかりませんが。また乗ってから報告します。というわけで、今日は移動日。

旅立ちから二週間経ったので今の気持ちについて書きます。
このブログをずっと読んでくださっている方ならわかると思いますが、旅に出た最初はけっこうブルーでした。

私は独身なのですが、いい年なので、多少の社会的な責任もあるわけで、そういうものを放り出してまでして、長旅をするうしろめたさのようなものがありました。
上海のトランジットで同世代の日本人に話かけられて、会社を辞めて長旅すると言ったら、その人プツと吹き出して、「そんなことする年でもないでしょ」なんて言ったんです。自分でもそう思っていたので、これけっこう落ち込みました。それで最初のフランクフルトでニセ警官にお金取られて、また落ち込んで。

ブルージュのマルクト広場で立っていたら、鐘楼の鐘がゴーンゴーンとなって、広場に鼓笛隊が入ってきて、場内を一周しながら演奏したんです。マーチですから、元気が出るような曲です。何を落ち込んでいるんだよ。旅は始まったばかりじゃないか、っていう感じで少し元気になりました。

パリに来るころには大分元気になったんですが、まだどこかでひっかかっていました。そしたら、ユースの二日目に日本人が同室になって、私よりずっと若い人ですけど、すごく感じのいい青年でした。

二人とも夜遅くまで出歩いていたのでそんなにたくさん喋ったわけじゃないんですが、四日目の朝、その人が、「僕は会社があるので今日日本に帰ります」と挨拶したんです。こっちも言わなきゃと「僕は会社辞めちゃったんで、もう少しヨーロッパを見てまわります」と言ったんです。
「そんな年でもないでしょう」とは言わないだろうとは思いました。でも、一瞬、日本人的発想で、家族は?お金は?仕事は?と聞き返されるかなと思ったんです。そしたらその人何て言ったと思います。
何の躊躇もなく、「そうこなくっちゃ。またどこかで会いましょう」って言って握手するんです。
会うわけないじゃないですが、お互い苗字しか知らなくて、このブログのことも言ってないし。でも、私その時、その人を抱きしめてプロポーズしたいくらいうれしかった。それ以来、うしろめたさやブルーな気持ちはなくなりました。

変なこと言う人もいれば、励ましてくれる人もいる。日本人みつけてスリしようと狙ってるやつもいれば、日本人が好きですから日本語勉強しましたと言ってパリの駅で切符売ってる人もいる。いろいろです。

落ち込んだり迷ったりしたら、どうしたらあの青年が「そうこなくっちゃ」って言ってくれるかな、といつも考えるようになりました。
でも、ちょっと間違った使い方していて、贅沢した言い訳に「そうこなくっちゃ」って言ってますけどね。

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コメント

そうそう 「そうこなくっちゃ」 会社辞めても お金使っても この旅には もっと凄い物を得る チャンスが 沢山
有るんだから 楽しんで!

ありがとうございます。もう弱音ははきません。
またよろしく。

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