パリからマドリードへ
パリ→(夜行列車・前日夕方6時8分発)→マドリード・チャーマチン駅着9時40分→(地下鉄)マドリード・アトーチャ駅→ソフィア王妃芸術センター→(地下鉄)ユースホステル
列車がパリを出るとすぐ ウェイトレスがディナーは何時からか告げにきた
「ボンジュール」とあいさつすると
「オラー」と返してきた
そうか 明日 目が覚めると 僕は太陽の国にいるんだな
After the train left Paris a waitress come to tell me the dinner time
I said Bonjour
She replyed Hora
Oh when I wake up tomorrow morning I
will find myself in the country of the sun
私が乗った列車は、パリ発マドリード行きのフランシスコ・デ・ゴヤ号
個室寝台のGRAND CLASSE(日本で買うと71000円、ここ強調しときます。ユーレイルパスで買うと222ユーロ32000円)というもので、個室寝台、シャワートイレ付でした。よくわからないうちにこの部屋になったんですが、乗った感想としては、すごいです。
鉄ちゃんではないので、この列車がすごいとか、個室がすごいとか、そういうことは正直わかりません。シャワーは快適でしたし、トイレが部屋にあるのもありがたかった。でもなんと言っても一番はディナー。
夕方6時8分にパリ・オーステリッツ駅発。乗ってすぐに、ディナーは9時半ですと言われた。もうちょっと早くしてよ、と言ったら、今日は団体が多いから、だって。
シャワーを浴びて、車窓の外をずっと見ていました。麦畑の向こうに青い空が広がって、10時近くまで明るかった。
フランスの町では、ちょっとした町なら必ず大きな石造りの教会があって、その尖塔が列車から見えます。町に着くたびに塔が見えて、あ、あそこに教会があるな、となぜか安心します。きっとそこに住む人も、教会の塔を見てホッとするために教会を作っているんじゃないでしょうか。
10時になっても呼びにきてくれないので、食堂車に行ったら、空いていた。
この食堂車はどうも誰でも入れるみたいですが、高いからみんな来ないみたいです。メニューの中のコース料理から選べという。前菜、メイン、デザートがそれぞれ4~5種類ずつある。
オヴェールの時は、どうせフランス語だろうと見もしなかったが、ここのメニューは英語です。ウェイトレスも上手な英語喋ります。
メインは子牛の骨付きなんたら焼きがうまそうだったのでそれにしました。でも前菜と、デザートは値段を見て一番高いものに。料金はチケットに含まれると聞いていたので。このへんが貧乏症なんやね。赤ワインを頼んだら、銘柄も聞かずにハーフボトルを持ってきました。このワインのうまいこと。オヴェールのワインも、スーパーで買ったワインも見分けがつかない味でしたが、これは違う。
前菜はヌードルにして、デザートはチーズにしました。
料理は全部、とってもうまかった。満足じゃ。
これゴヤ号の中でホロ酔いで下書きしています。Wi-Fiは飛んでいません。今、夜12時前です。フランスを走っているのかスペインを走っているのかよくわかりません。外はもう真っ暗です。
列車でのディナーは一生の思い出になりました。
昨日のパリは暑くて、Tシャツやポロシャツの人が多く、やっと夏がきたんだなと思いましたが、マドリードは、きっともっと暑いはずです。
スペインの旅が始まりました。
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