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2013年9月 7日 (土)

「風あらきトロイア」へ


(バスで)チャナッカレ朝6時半着→ホテルに荷物を預けて→(バス)トロイ見物→ホテル

052(写真はトロイの最寄の町、チャナッカレの海岸にある像・ブラピの映画で使われたもの)

トロイの木馬で有名な街へやってきました。

まずは昨日の話から。
バス待ちに12時間。町の城塞跡を見たあとは、喫茶店と公園を行ったり来たり。公園で子供たちのアイドルに。

002

001iPadminiの黒板のアプリが大うけで、お互いの名前を指で書いて交換。写真を撮れ撮れというので。

003そしてまた別の公園で。右の子が22歳のクルド人の物売り。この子は一日中あちこち売り歩いていた。
一個200円のサングラスとかを売っていたので、そんなので食っていけるのかと思ったら、サムソンのスマートホンを出して、家や家族の写真を見せてくれて、それなりの普通の家に住んでいるみたい。

そして今朝6時半、バスは港に着いた。
人さらいが来て、ワシをホテルに連れて行ってくれるのかな~と待ったが、誰も来ず。ホテルの場所を聞くべく朝食。

006チキンスープとパンで200円。うま~い。

そしてホテルに荷物を預けてバスで30分。トロイの丘へ。

041入口の木馬。

トロイの遺跡には特別の思い入れがある。
中学3年生の時に、ハインリッヒ・シュリーマンの伝記、「風あらきトロイア」を読んで感動して以来のシュリーマンファン。(ちなみにこの本のワシの読書感想文は市の特選になった)

シュリーマンは学問も金も無かったが、伝説で読んだトロイ戦争が本当にあったのではと考えて、事業で財を成し、数か国語を独学で習得し、自費でトロイの遺跡を発掘して学者や世間をアッと言わせた。この話が大好き。

009トロイの時代の城壁。

この城壁を登ると、そこにはエーゲ海が広がっているはず。
その丘から、トロイの人々は、ギリシア軍が諦めて引き揚げていく船団を見たはず。

011ところが海がない。

遠くにかすかに海は見えるけど、これでは船団は確認できない。風あらき、の風も吹いていない。
借りたテレホンガイド(日本語版)によって、トロイの時代(紀元前1700年ぐらい)には、この丘のすぐ近くまで海だったと判明。

022シュリーマンが発掘した跡。

トロイの丘は、紀元前3000年ごろより人が住み始め、文明が滅ぶたびに前の町を破壊して、盛り土をして新しい町を築く、を繰り返してできた丘。

そのため、丘の高さは36mも上がり、その層(市)は9層が重なっている。シュリーマンが掘り当てたのは第1市(層)で、トロイの時代(第6市)よりも古い(下にある)層。

大きな分類では9の文明、9市(層)ということになっているが、細かく分類すると、3500年にわたり、47の時代区分になるそうです。

031

033これはローマ時代の遺跡。
驚くべきことに、ローマの時代には、もうトロイは跡形もなく消滅していて、ローマ人がトロイの丘へ遺跡観光にやってきていたそうです。

036_2復元想像図。

039そしてこれが、木馬を引き入れたという伝説の西門。
ここの左脇の現場でシュリーマンはたくさんの出土品を発掘し、それを妻名義でギリシアへ密輸し、ドイツへ持ち帰る。やがて戦争で出土品はロシアに渡り、今はプーシキン美術館などが所蔵。

ところが、日本語版のイヤホンガイドが間違っていて、ここの番号を押すと、全然違う場所の説明が流れる。ここが一番大切なところなのに。おかげで訳がわからずやり直して場内を2周。英語を喋るガイドを捕まえてやっとその間違えがわかった。
係の人に文句を言っておいたので、そのうち正しい説明が流れるはず。

遺跡自体は、9層から成るもので、その多くは発掘後に埋め戻されているので、「これはすごい」というものや、取り立てて見るものもなく、「ふ~ん」という感じ。
多くの人が「行っても何もない」「がっかりした」というのもわかる。

しかし私は丘の上に立って、エーゲ海を沖へと引き上げるギリシア軍の大船団を見た。
そして、トロイの人々が勝利に酔って酒盛りをして寝ている明け方に、闇に乗じて戻ってきて海を埋め尽くす大船団を見た。
あらき風が吹き荒れていた。

チャナッカレの町へ帰ってランチ。

047ムサカという麻婆ナスもどきが大好きになった。全部で450円。

050チャナッカレは港町で、ちょっとした観光地。
今朝バスで隣になったオーストラリア人はトロイには行かないで、ゲリボル半島へ行くと言っていた。
なんでもそこは第一次世界大戦の時、オーストラリア軍(英仏連合軍)とトルコ軍が激戦を交わした場所で、そっちの方が彼には重要なんだって。

今日のホテルは「Konac hotel」シングル朝食付き3000円。
明日はイスタンブールへ帰ります。

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コメント

トロイが有名なだけに、遺跡としては今ひとつのようですね?
ぶらっと行くのでは、感動もなにもないでしょうね。

観光地としても整備されてなくて、小さな売店が一つと露店がいくつかあるだけ。
まだまだこれからです。
でも、これはこれでこのままの方がいいのかも。
今午前10時で、イスタンブール行きのバスの中です。バスはサービスが良くて、WiFiが飛んでいます。(一部追記)

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