ダーバンからウムタタへ(南アフリカ)
ホステル6:45発→(バズバス)ウムタタ着14:00→ホテル→町歩き
***
ターニャは、昨日のうちにバズバスの予約を入れていて、今日はウムタタへ移動。
昨夜、「一緒に行ってもいい?」と聞いたらOKと言うので一緒にウムタタへ。
ウムタタは旧トランスカイ共和国の首都。トランスカイ共和国というのは1990年代まで南アフリカ国内にいくつかあったホームランドのうちの一つ。
ホームランドというのは、黒人が多く居住する地域で、自分たちで勝手に南アフリカからの独立を宣言。
それらの土地は不毛の土地が多く、南アフリカ政府も容認する形で自治を認めていたが、国際的に認められた国ではなかった。
ネルソン・マンデラの大統領就任とともにそれらの自治は解消され、今は南アフリカの一地域となっている。
トランスカイ地方の典型的な家。家の右手に建っている白い円柱の建物は、一家のお祝い事などの時に、みんなが集まる場所だそうです。
角の隅には邪悪な物が潜んでいると考えられていて、そのため、角を取って丸い形になっている。
ウムタタにはバズバス提携の宿がなく、ドライブインで下車。
そこからミニバスに乗って町へ。
学生がたくさん乗っていた。町まで10分ほどで7ランド(70円)
けっこう大きな町で、ビルもあるし、KFC(ケンタッキー)もある。
この町から十数キロのところにネルソン・マンデラが生まれ育った集落があるため、町ではネルソン・マンデラ博物館を建築中。
歩いて宿探し。ところが、町のツーリスト・インフォメーションが移転していて、中心から少し離れた場所にあるという。
二人で歩き始めたが、けっこう遠い。
途中で高そうなホテルがあったので、一応値段を聞いたところ、一人640ランド(6400円)。
予算オーバーのため、近くに安い宿はないかと聞いたが、受付の女の子はそっけなく、ノーと言っただけ。
帰ろうと外に出たところ、待て待てと白人男性が追いかけて来た。
「俺はここのマネージャーだけど、どこから来た?」と聞き、
「そうか日本か。遠来の客にスペシャル価格を提供しよう。いくらの宿を捜している?」と言う。
「150ランド(1500円)以下の宿を捜している」と答えると、
「ダブルの部屋でいいか?」と聞くので、
「僕たちはカップルじゃなく、フレンズなんだ。ドミでもいいから別々のベッドが欲しいんだけど」。
「よしわかった。付いてこい」と言って、その男が案内してくれたのは、二部屋続きの大きな部屋で、それぞれの部屋には大きなダブルベッドが置いてあった。
「この部屋に150ランドで泊めてあげよう。そのかわり、値段のことは誰にも言っちゃあダメだぞ」と言ってキーを渡してくれた。
唖然とする二人。こっちは一人150ランドと言ったつもりなのに、二人で150ランド。しかも、二人が自腹では決して泊まらないような贅沢な部屋。
ターニャは「時々訳のわからない親切なことをする白人男性が南アフリカにはいると聞いたけど、あの人もそうかな」と言った。
あいつの気が変わらないうちに早く金を払おうということになって、さっそくフロントに行って金を払った。
表の池に鯉が何匹も泳いでいる立派なホテル。なんでこうなるのかびっくり。
但し、Wi-Fiが現在故障中。ブログが更新できずに皆様にご心配をおかけしましたが、こういう事情ですのでご容赦を。
さっそく二人で町歩き。マーケットへ行ってあちこち覗いたり、屋台で串を食べたり。
夕方になって、アフリカの飯を食べようとなったが、適当な店も屋台も開いてなくて、結局KFCでハンバーガーを食べた。
夜は広い部屋でターニャとお喋り。彼女のアフリカ滞在日数を通算すると二年を超えるそうで、いろいろ楽しい話を聞かせてもらい、たくさん笑った。
「ガボンでゾマホンに会ったよ」なんて女の人います?もうやだ~!
今日の宿 名前非公開 一人75ランド(750円)
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ターニャさんにブログのことはバレましたか?
投稿: ス | 2014年5月10日 (土) 06時18分
ブログのことも話ましたし、メルアドの交換もしました。
投稿: TAKU | 2014年5月10日 (土) 06時46分
彼女は日本の方でしたよね…?
一緒に帰国できるといいですね
投稿: 由津子 | 2014年5月10日 (土) 21時12分
ありがとうございます。たぶんそうはならないですけど。
投稿: TAKU | 2014年5月11日 (日) 00時26分