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2014年10月31日 (金)

Incredible India(デリー・インド)

ホテル→(リキシャ100ルピー)レッド・フォート→(徒歩)宿まで帰る

今日の宿  Neha Inn シングル 560ルピー(1008円)

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宿の近くの店でおいしそうなチャパティを焼いていたので朝飯。

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30ルピー(54円)。

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リキシャにボラれながらレッド・フォート(ラール・キラー城)へ。
インドは、もともとはヒンズー教の国ではあるが、イギリス統治の始まる前300年ほどはイスラムのムガール帝国が支配。
この城はムガール帝国代五代皇帝のシャー・ジャハーンが建てた。

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このお城の最大の見どころは外観。

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入口。入場料250ルピー(450円)。

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中には、大理石でできた、謁見の間、妃の住居、ハマムなどが残るが。肝心のお城は、ムガール帝国末期に、イギリスや反乱軍に破壊されたため残っていない。

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保存状態も悪く手入れも行き届いていない。

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知らない兄ちゃんが突然現れて、写真を撮ってくれと言うので撮ってあげたが、話をするでもなく去って行った。怖い。

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オールド・デリーの大通り。

帰りは城のあるオールド・デリーから宿のあるニュー・デリーまで歩くことにした。たぶん数キロ。

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道に縦横に貼り巡らされた電線。ここでは普通です。

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本場のサモサは美味かろうと、揚げたてを一つ食べたがまずかった。15ルピー(27円)。

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オールド・デリーの街並み。インドの人はクラクションは鳴らさないと負けだと思っているらしく、みんなでビービー鳴らす。寺院や店からの垂れ流しの大音量の音楽。客引きの声。
もう混沌としたやかましさ。その上、怪しい香の臭いが立ち込めている。まともな神経なら15分もいられないが、路上で寝ている人もいる。まさに Incredible!

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空気が淀んていて、遠くが見えない。スモッグだろうか。デリーはどこもこんな感じで大気汚染がひどい。

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時が止まったままの光景。年代当てクイズだったら、1950年ぐらいでもいけそう。

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途中のバザール。なんでインド人は睨みつけるような目をして怒鳴るように会話するのでしょうか。喧嘩してるのかと思うと笑ったりする。

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歩いていたら、咳が出始めて、喉がいがらっこい。空気が悪いせいやなと思って、ハンカチを口に当てて歩いたが、宿に帰りつくころには目が痛くなった。

宿の兄ちゃんに、デリーはいつもこんなにスモッグがひどいの?と聞いたところ、「smogじゃないよ、dust(粉塵)さ」だって。そっちの方が体に悪い気がする。パソコンの画面とキーボードが、拭いても拭いてもすぐにザラつく。
それにしても空気悪すぎ。

衛生面においては、インドは世界最悪だと思う。アフリカが汚いなんて言っても足元にも及ばない。それプラス牛や動物の糞。
それでいてボリウッド映画には目の覚めるようなきれいなお姉ちゃんがいっぱい出てくるので、なんともまあ奥が深い国。

***

旅の終わりに思うこと④

旅はまだ10日以上続きますが、もうここで旅全体を振り返ってみます。どこが楽しかったとか、私が感じた世界観みたいなものと合わせて評価してみます。

毎日楽しかったし、全部良かったが、それでは評価にならないので、あえて辛口に。
私は行きたい順にルートを組んだので、ヨーロッパから始めて南米へというコース。

最初の三か月はユーレイルパスで毎日電車に乗って、シェンゲン協定内をまわった。私の旅の目的は観光。冒険とか人との触れ合いには重きを置いてない。
そういう意味で、ヨーロッパにはたくさん見るものがあって毎日が充実、楽しかった。ヨーロッパは鉄道が発達していて動きやすいし、おいしいビールや食べ物もある。観光産業がちゃんと確立されていて、ホスピタリティもいい。どの国も全部よかった。文句なし。

そしてロシアへ抜けたがロシアもよかった。そのあとのトルコがまたいい。見る所もたくさんあるし、食べ物もおいしい。トルコは旅しやすくて、人もいい。
続いて東欧。思っていた以上に見るものがあって、すばらしかった。西ヨーロッパ、東欧は他のエリアと比べて、歴史の重みが違う。

東欧を終えて、チュニジアへ。ここは、たまたま国中がお休みの週に当たってしまい、あまりおもしろくなかった。そしてモロッコ。砂漠ツアーでkawamuraさんとご一緒させていただき、そのあとも一緒にモロッコを旅して毎晩酒を飲んだ。楽しかった~。

イギリスをはさんで、メキシコへ。メキシコは遺跡ばかり。中米、南米はスペインに征服され破壊されたために、遺跡以外に文明の痕跡はなく、コロニアル(植民地)風の街並みしか見るものがないが、それもすぐに飽きてしまった。メキシコの次のキューバはおもしろかった。チェ・ゲバラについても多くを知った。

キューバのあと、ベリーズを伊藤さんと旅して、魚を釣ったり、海で泳いだりで楽しかった。グアテマラからパナマまでバスで南下。グアテマラは多少見るところもあるが、それ以外の国は取り立てて見るものもなく、あまり面白くなかった。このエリアは省略してしまう旅人が多いが、納得できる。

コロンビアからアルゼンチンのウシュアイアまでバスで南下。人間が作った人造の構築物という点ではマチュピチュ、クスコを除けば、それほど見るものがない。やはりスペインに破壊されつくされている。町歩きも、強盗などで危険なエリアが多くて楽しめない。そのかわり、南米には大自然がある。ガラパゴス、ウユニ、イースター島、フリッツ・ロイ、ペリトモレノ氷河など、どれもすばらしい。チリではヨーコちゃん三姉妹と一緒に旅して楽しかった。チリのワインも美味しい。
そしてサンパウロで日本食を食べながら、アフリカに行こうか迷った日々。

アフリカは南アフリカとマダガスカルでは人との出会いもあり、楽しかった。南アは見る物があるし、マダガスカルの海は最高にきれいだった。
ナミビアからケニアまでバスで抜けたが、ここは全然おもしろくなかった。東部アフリカには文明の痕跡がほとんどない。さりとてすばらしい大自然があるわけでもない。

サファリ?動物はそっとしておいてあげて。カメラぶら下げて○○族を見に行くなんてのも嫌。動物園じゃあるまいし。アフリカの人たちはやさしい人たちだと思うので嫌いではないが、強盗やマラリアにおびえる日々は落ち着けない。食べ物も口に合わず、最後は逃げ出した。中央アフリカ、西アフリカには興味もないし、今後行く気もない。

そして北米、ニューヨークへ。グレイハウンドの旅は快適。食い物もある。ただ、アメリカ東部、カナダ東部も、それほどおもしろくはなかった。北米は歴史が浅い。そのかわり大自然がある。バンフ、コロンビア大氷河、ヨセミテ、モニュメントバレー。アメリカの国立公園はノリちゃんと一緒にまわって、楽させてもらった。
でも一言だけ言わせていただくと、アメリカの国立公園はイエローストーンに尽きる。他の国立公園をいくつも見るよりはシーズンを変えてイエローストーンに行った方がいいように思う。あそこは別格。
アラスカはぜひ行きたいが、行けるシーズンが限られるので今後の宿題。

北米のあとは中東。ぺトラ、エルサレムはよかったが、湾岸エリアは見る物なし。石油が出なかったら砂漠にベトウィンしかいないエリアで、ここも歴史がない。アラブの町とバザールはあるが、どこか一か所見れば飽きてしまう。このあたりで、旅が限界にきているなあと感じ始めた。

トルコでウズベキスタンビザの申請に手間取るうちに、ますます限界を感じた。イランのテヘランでまたしてもビザ取りに手間取り、ついに旅を終えることを決断。
イランのエスファハーン、ペルセポリスはすばらしかったが、違うタイミングで来たら、もっと感動したはず。ビザ取りが面倒な中央アジアはもう行かないかも。

ついでにアジア・オセアニアのことも触れておきます。この旅以前に行ったことがあるアジアの国は、中国、香港、韓国、台湾、タイ、インド、アンコールワット(カンボジア)、バリ島(インドネシア)。それから類推すと、アジアの国々は食べ物も美味しいし、人もいい。歴史もあって、見るものもいっぱいある。アジアは今後時間をかけて少しづつ旅していくつもり。

オセアニアは、正直あまり興味がない。歴史が浅いし、見るものが少ない。そのかわりに大自然があるので、それを見に行くとは思うが優先度はあとの方。

結論としてどこがよかったかというと、東欧も含めたヨーロッパ。
中世以降の文明はヨーロッパと地中海のまわりで花咲き、今もそこに咲いている。

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コメント

「インド人嘘つかない。」が嘘だったのがショックです。なんーて。
ヨーロッパは「物価が高く、人がそっけなく、教会が全部同じに見える。」と書くブロガーさんが多いように思います。
ハンガリーは例外で「(EUの他国と比較して)物価が安く、食事もおいしく、温泉がありサイコー!」とよく見ます。

「世界ふしぎ発見」でモロッコが化石大国だと紹介していました。お土産屋さんで「巨大アンモナイト」が販売されていました。「この巨大アンモナイトをご購入のお客様に、今なら巨大な鉄仏をおつけします!」と言われたらどうしようと思いました。
(なんの脈絡もなくすいません。思いだしたときに書かないと忘れてしまうのです。)

寒さに強い人の場合は、オーロラを追いかけたり、雨季の新月のウユニの「宇宙」を追いかけるのもよさそうですね。

拓ちゃんの嗜好は、趣味が近いわたくしと90%近く同じだなあ・・・と共感します。美術を中心とした芸術と美しい文化施設・風景に重きを置いているところが・・。費用や人との触れ合いよりも。 だからヨーロッパがやっぱり高得点になるなぁ。(僕も美術教師をやっていたとき、一ヶ月回ったけど、なつかしかぁ。)拓ちゃんと違うのは、僕はもうちょっと異性に興味があるってとこです。元気なうちに、絶対一緒にアジアに行こう! ホテル代はもってあげるから、ガイドしてね。マジで。

みなさんコメントありがとうございました。

ヨーロッパがいいという件は明日も続きを書いたので読んでください。

スさん
私のブログをよく読んでいてくださってありがとうございます。最近私も大きなアンモナイトを買っておけばよかったとマジで思っています。

かぎちゃん
ヒルトンかマリオットしか泊まりませんので頼みますよ。

旅の終わりに登場させていただき、恐縮するやら嬉しいやらです。私にとりましても拓さんとイリンと一緒だった数日は、とても印象深く思い出されます。あれからもう一年が過ぎました。その間、ずっと旅を続け私もたくさん見聞をひろげさせていただきました。これからの私の旅に大いに参考にさせていただきます。ありがとうございました。

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