セイラー・ボブ・アダムソン②(メルボルン)
2018年11月21日追記
このブログ内のセイラー・ボブ・アダムソン関連の記事は加筆、修正を加え、以下のサイトに移記しましたので、そちらで読んでいただくようお願いします。
11月14日にメルボルンに着いた私は、すぐにボブのミーティングに参加した。
彼は、メルボルン市内の自宅で、週三回、一般の人に向けて話をしている。
ボブの家の住所
4/950 Buke Road, Deepdene. Melbourne, Australia 3103
City方面からトラムで行く場合は109番のトラムに乗って、42番のトラム乗り場で降りるとボブの家の前の交差点の、はす向かいに着く。
ボブの家は集合住宅の、向かって左から二軒目、4という表示の家。
ミーティングの時間
火・木曜日:午後7:30から午後9:00まで
日曜日 :午前10:00から午前11:30まで
予約は不要で、直接行けば入れてくれる。彼の家の居間はそれほど広くはなく、15畳ぐらい。
そこに椅子が並べられている。参加者は平均すると10人から15人程度。多くても20人を超えることはあまりない。
入口で20ドルのドネーション(寄付)を払い、靴を脱いで中に入り、好きな席に座る。
開始の20分前ぐらいまでに行けば、たいてい前の方の席を確保できるし、ボブと個人的に会話することもできる。
ミーティングに参加して驚いたのは、ボブの英語の聞き取りにくさ。オーストラリア訛りがある上に早口。ボブが高齢(86歳)ということもあり、モグモグと、こもったように喋る時もあり、聞きづらい。私の場合は、慣れて普通に聞き取りできるようになるのに二週間ほどかかった。
もし行かれる人はYou-tubeで耳慣らしてから行かれることをお薦めします。実際はこのYou-tubeほど鮮明には喋りませんが、講和の冒頭の部分は私がブログに書くようなことを毎回繰り返し喋るので、私のブログを読んでいただければ、聞き取りの助けになると思います。
ミーティングは日によってパターンが違うが、たいていは非二元論の話から始まる。
その話は、20分の時もあれば、40分ほど続くこともある。話が終わると、質疑応答に入り、参加者からの質問に答える形で進められる。
時には、まったく話をしないで、いきなり質疑応答から始まることもある。ボブは、その場の雰囲気や、参加者の顔ぶれで内容を決めている。
セイラー・ボブ・アダムソンは現在86歳。背が高くてがっしりした体型。
足腰が弱っているので、歩く時は杖を使う。ミーティングの最中は補聴器を使って会話。
会話や話方は元気そのもので、年齢を感じさせない。
最初の一週間は、その場の雰囲気やボブ本人に慣れることを優先。ボブの家で売っている本を全部購入。宿でYou-Tubeでボブの講和の聞き取りに努める一方で、本を読み漁った。
私が読んだ本
「Living Reality: My Extraordinary Summer With "Sailor" Bob Adamson
」
「A Sprinkling Of Jewels」Kalyani Lawry & Peter Laery編纂 」
「What is Wrong With Right Now? if you don't think about it!」Gilbert・Schultz編纂・ebook 」
「Byond Words Beyond mind 」Gilbert Schultz編纂・booklet
「Sailor Bob Adamson Inter-view」booklet
「Who do you think you are」Gilbert Schultz著(内容はギルバートの著作)
「Everything is Clear & Obvious」Gilbert Schultz著(内容はギルバートの著作)
2018年10月22日追記(帰国後日本で入手して読んだもの)
Presence-awareness: Just This And Nothing Else(John Wheeler編纂)
関連サイト
ギルバート・シュルツのサイト(ここでボブの英語版のe-bookを入手可能)
ギルバート・シュルツのサイト(非二元論関連)
Sabine のサイト(ボブの最新のミーティング動画を配信)・・・2018年10月ミーティングの配信休止。
Sabineのfacebook (2018年3月現在、ほぼ毎週、ボブのミーティングをライブ中継しています。)・・・2018年10月ミーティングの配信休止。
Kataryna のfacebook (2018年10月現在、毎週ボブのミーティングをライブ中継)
Sailor Bob Adamson-YouTube(Kataryna主催)
古閑博丈さんのサイト (ボブのHPの入門講座の和訳あり)
***
私は、これを書いている今日現在(2015年1月9日)、メルボルンに滞在中で、今後もミーティングに参加予定です。
ボブのミーティングには、今日までで22回参加。個人面談1回。その他に、他の人とも一緒にボブと会食した回数は10回(そこでの質問も可)。
このブログに書く内容は、今まで読んだボブ関連の本と、ボブが話した内容だけを基にして書きます。
他の、一般的な非二元論については、私は学んだことがありませんので、すべてボブから学んだことだけに基づいています。
私の説明が二週間ほど続きますが、それが終ったら、実際のボブの講和の冒頭部分を翻訳掲載予定で、今関係者にお伺いをたてております。
私のつたない説明ではわからん、と言われる方は、本人登場までお待ちください。
2015.3.23追記
日本語で出版されているボブの本は、今のところ、「ただそれだけ」だけです。私もそうでしたが、「ただそれだけ」を読んだ人は、もっとアドヴァイタ関連のわかりやすい本はないだろうかと、ボブの師であるニサルガダッタ・マハラジや、その通訳だったラメッシ・バルセカールの本を買って、読もうとします。(今現在、私はそれらの本を読んだことがありません)
でも、もしあなたがまだそれらの本を読んでいないのなら、ボブを理解することと同時進行でそれらの本を読むことをおすすめしません。というのも、私が他の人から聞いたところによると、それらの書籍の中には、エンライトメントする(覚醒する、悟る)ということがあるように解釈できる箇所や輪廻転生が存在するような箇所が随所にあるそうです(ボブはエンライトメントするということを否定している)。ボブの言っていることと矛盾、相反すると解釈できる記述も多々あるそうで、かえって混乱してしまいます。
師の説き方はそれぞれですし、その時代背景や誰に向かって話しているかで内容は変わります。同じアドヴァイタだから、他の人の本でも同じだろうと思いがちですが、根底にあるアドヴァイタは同じでも、説き方はまったく違います。それらを同じものだと考えて取り組むと、かえって混乱します。ボブは、ニサルガダッタの言葉を引用する時はありますが、教え方自体はボブ独自のものだと言っています。
また、ボブ以外でアドヴァイタの本をもう既に読んだが、
「ただそれだけ」と私のブログだけで、
ボブは年代によって説明や言い回しを変えたりしておらず、
私のブログを読んでも、響くものがないのであれば、
ギルバート・シュルツ(urban guru cafe主催)は、ラメッシを始め、多くのアドヴァイタの師を訪ねてインタビューをした人ですが、その彼が言うには、ボブの教えが一番シンプルでわかりやすく、一番心に響いたと言っています。そして彼は今もボブのもとにいる。
他の人のアドヴァイタ関連の書籍は難解なものも多いそうなので、他の人の本を読むのは、ボブをしっかり理解したあとでも遅くないと思います。もし、どうしても読みたい場合は、説き方は同じではないということを念頭において読まれることをおすすめします。
なお、ラメッシ・バルセカールがニサルガダッタ・マハラジの通訳をしていた時期は、ボブがニサルガダッタに会った後だそうで、ボブの通訳はラメッシ・バルセカールではないそうです。
2015.4.5追記
私はボブのミーティングに来た人から聞いたニサルガダッタのYouTube(Awaken to the Eternal - Nisargadatta Maharaj - complete version) を今日見ました。瞑想を推奨していたり、説き方はボブとは違いますが、言っていることの本質はボブと同じであり、よく理解できました。でも、ボブを理解する前にこのビデオを見ていたら、おそらくちゃんと理解できなかったと思います。
また、ギルバート・シュルツはラメッシ・バルセカールにも会ったことがあるそうですが、ラメッシの教え自体はすばらしいものの、ボブと違って意識を三段階に分類したり、説明がボブよりもわかりにくいと言います。
生意気な言い方ですが、ニサルガダッタやラメッシを理解しようと思うなら、最初にボブを学ぶのが一番近道だと思います。
2018.10.2追記
セイラーボブは今年、人工股関節の手術のため一時期ミーティングを休止していましたが、今はミーティングを再開しています。ミーティングのスタイルが多少変わって、Katarzynaが補助的に話す場面が多くなりました。詳しくはKatarzyna の facebookでどうぞ。
2018.11.21追記
当ボログ記載のセイラーボブに関する記事は掲載した時点での私の理解がまだ浅く、説明がわかりずらいため、最低限の加筆修正ののち新しいブログに移記しました。そちらの方が多少はわかりやすいと思いますので、そちらで読んでいただくようお願いします。また、2019年春ごろから新たにセイラーボブの教えについてもっとわかりやすく書く予定です。
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