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2015年1月12日 (月)

セイラー・ボブ・アダムソン⑤(メルボルン)

あなたが自分だと思っている自分は実在しない。

009
ボブは言います。(私はボブの発言をテープレコーダーで録音している訳ではありません。そのため、このブログの中で、ボブの発言をそのままリアルに再現するということをしません。ボブがいつもこんなようなことを、こんな感じで話すという風に書きます。これはあくまで説明の便宜上やっていることで、言い回しは正確に同じではありませんのでご了解を)

「あなたが、自分だと思っている自分は、本当に実在するのか調べてごらん」

どうやって調べるのかというと、調べる道具は思考。
思考を使って、自分という存在がどこにいるかを調べていく。

自分という存在はマインド(思考)なのだろうか。多くの人は、自分という存在はマインド(思考)だと思っている。思考そのものが自分だと考えている。

ボブは言う。
「思考は朝目覚めるとやってきて、夜眠る時にはどこかへ消える。それがあなたなのか?」
「思考はのべつまくなしそこにいる訳ではなく、無い時もある。いたりいなかったりする存在があなたなのか?」

思考が自分ではないことは考えればすぐにわかる。思考が自分ではないとすれば、体が自分なのか?
体が自分だとすると、そのどこに自分はいるのか?

五歳の時の体の細胞はすべて入れ替わっている。あなたはどこかで自分が入れ替わったのを覚えているか?

思考を使って、自分というものが本当に実在するものかを調べていくと、自分というものが実は実在しないという結論に行きつく。
これは、「自分とは何か?」と一度も自問したことがない人や、精神世界の本をまったく読んだことがない人には容易に理解しがたいことかもしれない。

この理解には、エンライトメント(覚醒)や、超常的な理解は一切必要ありません。その点はボブに何度も確認しました。普通の知的な理解です。
これがすぐに理解できなくても、何の問題もありません。理屈ではなく、感覚としてわかる瞬間がやってくるまで、自分で調べてみてください。
自分が実在しないということを理解するのは、それほど難しいことじゃない。

ボブは言います。
人間は、生まれた時は自分という概念を持たずに生まれてくる。ところが二歳か二歳半ぐらいになると、だんだん自分という概念を身につけ始める。

親や周りの大人たちは、赤ん坊であるあなたに語りかける。
「ジョニーはかわいいね」
「ジョニーご飯だよ」
「ジョ二―起きる時間だよ」

すると子供は、自分はジョニーなんだということを植えつけられる。自分というものが存在するのだと錯覚し始める。自分という者がいるとすれば、自分以外の者(あなた、彼、彼女)もいるんだと思い始める。

この錯覚が、自己と他者を二つに分離してしまう。本当はそんな分離などありはせず、私もあなたもたった一つの存在なのだということが見えなくなってしまう。(この部分は今日読んで、わからなくてかまいません。順にやっていきますので)

ボブが言うのは、個人の問題の大半は人との関係性にかかわるものだという。
あの人が私を傷つけた、私は彼より劣っている、私は人より自尊心がない、私はあの人より不幸だ、というような問題は、自分と他者との比較から生ずる。

自分が実在しないとなれば、当然他者も同じように実在しない。そうなると、人に対して怒ったり責めたりすること自体が意味をなさない。

もし、自分というものが実際には実在せず、まわりの大人たちが植えつけた条件付けだったとしたら、そしてそれを明確に理解したとしたら、他者との比較は消え、不幸の原因も消滅する。

注:ボブは mind という単語を、心、精神、思考のいずれの意味でも使うように思われます。mindを心の意味で使った場合は、思考(thought)の束のようなものととらえているようです。mindを心、精神、思考のいずれと解釈しても、いずれも実体のないもので、ボブの教えの上ではそれほどの差はないので、私の記載上は厳密な区別をせず、適宜の表現で書いていきます。

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