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2015年1月27日 (火)

セイラー・ボブ・アダムソン⑳(メルボルン)

The Spiel③

思考は言葉でできているが、言葉はあなたの生得のものではない。あなたが使ってきた言葉やこの先使いそうな言葉でさえ、すべては学んだものである。

赤ん坊は生まれてきた時、どれだけの言葉を知っているだろうか。それで、あなたは一体いつから始まったのか。誕生の時からとあなたは言うだろう。しかし、誰が自分の誕生の瞬間を覚えているだろうか。
あなたは自分の誕生の瞬間を覚えていないことに気づき、自分では二歳かそこらぐらいという一定の時期までしか遡れず、それ以前のことは覚えていない。

自分の始まりが出生だと思うのなら、どの時点でそれは始まったのか。内在する知性が様式化し、形造られ、具現化する― その一つのパターンをあなたは父と呼ぶ。知性がそのパターンの中にあふれ、精子を作り出すことを可能にする。

その同じエネルギーが母親の中で様式化し、形造られ、具現化され、卵子を作り出す。卵子には知性エネルギーが宿ってる。というのも、卵子は自分で子宮内膜に着床するからだ。
精子の中にも知性エネルギーが宿っている。なぜなら精子は卵子に泳ぎ着くからだ。このことは、精子もまた知性エネルギーに満ち溢れていることを意味する。

そして精子は子宮に入るためにはどうすればいいのかを知っている。卵子と精子は一つになり、その知性エネルギーが細胞を分裂させ、さらに細胞分裂を繰り返し、小さな胎芽、つまりは小さな胎児を形造る。

あなたが分離した存在だと思うのなら、あなたの胎児の時はどうだっただろう。「今日は腕を成長させなくちゃ、肝臓か、たぶん脳かなんかを少し」と言っただろうか。
それとも、それは何の努力もなく自然に起こったのだろうか。

その段階では分離した個人という考えがないのに気づくだろう。あなたが生まれ出た瞬間に、「さあ、最初の呼吸をしなくては」とは言わなかった。
あなたは、生まれつき、どうすればよいのか知っていた。あなたは乳首にしゃぶりつくことを学んだわけではなく、生まれつき、どうすればいいのかを知っていた。

内在する知性は、あなたがあなたと呼ぶパターンを通して働きかけ、あなたを成長させた。そこには、何かをやったあなたという存在がいたわけではなく、― 内在する知性、生そのもが機能し、すべてを表現している。顕現はあたかも本物のように見えるが、そこには何もなく、エッセンス(実在)があるにすぎない。

仏陀は空即是色と言った。仏陀はそれを空と呼び、それでも真空や何もない空間ではないという。仏陀はそれを認識する空― 知性または知ることそのもので満ちた空― 認識そのものと呼んだ。

仏陀はまた逆に、色即是空とも言っているが、その意味は、様式化され形造られ具現化されるすべての物もまた本質は純粋な内在する知性エネルギーだということだ。

私たちは見せかけを現実として受け取っているために、実在の本当の姿が見えなくなっている。多くの聖典の中でそれは無知と呼ばれている。それは頭が悪いとか愚かだと言っているのではない― それは単に本当の姿を無視して、見せかけの姿を見ていると言っているにすぎない。

スピリチュアルな探究を10年、20年、30年と続ける人もいる。彼らは瞑想し、あらゆることを試みるが、自分が間違った場所を探していることに気付かないようだ。
あらゆる瞑想、あらゆる探究、何かを達成しようとするあらゆる試みは、必ず失敗に終わる。なぜなら、あなたは、自分がもうそれである何かを達成しようとしているからだ。

言っておくが、あなたはマインドの中には決して答えを見つけられない― なぜならマインドは二元的で― 常に変動している。
二元的に揺れ動くマインドは、いつも反対の方向に動くということがわかれば、あなたはどうするだろう?

知性はあなたが間違った場所を探していると知らせるだろう。どこへ行こうがそれがマインドの中だということに気づきなさい。マインドから出る方法は一つしかない― それはフルストップ― マインドにかかわらないこと。

自身にこう問いかけてみるといい。「もし今そのことを考えなかったら、何の問題があると言うのか?」

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