
写真は風の強い朝の公園。
昨日に続いて、英語の発音学習の続きとあわせて、一日の過ごし方について書きます。
朝
7:30頃起床。コーヒーを一杯。メールの確認、ネットニュースチェック。30分程度CNN動画ニュースを見る。それが済んだら、近所の公園へ。
公園を歩きながら、iPadmini にダウンロードした Ameria Accent Trainig をシャドウイング60分。これはパート5まであって、それぞれ90分ぐらいの長さ。1から5まで繰り返しやっている。テキストは無いが、何を言っているかはだいたい聞き取れる。
聞き取れないところは無視して、聞き取れる部分だけをシャドウイング。うまく言えないところは、音が先に行ってしまっても、無視して言えるまでやってからまた再開する。この教材は何がいいかというと、シャドウイングをするついでに発音の仕方まで学べる。シャドウイングは、センテンス全体のイントネーションを学ぶためには必須。
シャドウイングが済んだら、今度は電子辞書を片手に歩きながら、一人喋り60分。この時、ジャパニーズイングリッシュにならないように、l, r, f, v, th,などの音に注意してやる。
話題は、ボブのミーティングで聞きたいことや話たいことの想定問答や、さっき読んだネットニュースの説明、それを読んで思ったことや、ブログに書く予定のことなど、何でもいい。
あたかも、外国人の友人に説明するかのように話す。なるべく辞書を使わないように、今持っているボキャブラリーで話す。どうしても必要な語彙は、電子辞書で調べる。
一人喋りは、英語が話せるようになるには一番有効な方法だと思います。子供は放っておくと、しょっちゅう一人喋りしていますよね。私たち大人だって、人に会う前に、頭の中で、あの人に会ったらこう言おうとか、気づかないうちに練習していますよね。
日本人がなぜ英語を話せないかというと、話す機会がないから。話すという練習が圧倒的に不足しているからだと思います。私は、英検一級、通訳案内士試験の時に、この練習をさんざんやったおかげで、ある程度喋れるようになりましたが、その時にやっただけで、その後はやってきませんでした。
私は、単語のボキャブラリーは一万語以上ありますし、熟語や言い回しを合わせれば、もっと多いはずです。でも、それは文章を読んだ時に意味がわかるボキャブラリーであって、話をする時に、それら全部を口に出せるかというと、おそらくその何分の一でしかない。
言われれば知っているのに使えない。そういうボキャブラリーの回路をつなげて、使えるようにするには、喋るしかない。それに、私のボキャブラリーは文語調で硬く、会話で使うような簡単でわかりやすい表現がなかなか出てこない。そういう意味で、一人喋りは非常に有効な方法だと思います。
発音も大事ですが、それは話すことができた後の話になると思います。文章を組み立てて口に出せなければ、発音もへったくれもない。
合計二時間公園でブツブツ言いながら歩いたあと家へ。
家に帰ったら、ジュースを一杯飲んでシャワーを浴びます。シャワーのついでに、手洗いでTシャツ、パンツ、靴下の洗濯。それが終わったら机に向かい、まずは電子辞書の履歴から、さっき公園で調べた言葉をカードに書き出します。
今度は部屋の机に向かって、声を出しながら本を60分読みます。本はボブの「What's wrong right now?, if you don't think about it!」。これを、発音に注意しながら、できるだけ速いスピードで読みます。意味が拾えないところがあれば、何回でも意味がわかるまで読み直しします。というのは、意味がわかってないということは正しく発音してないことになるからです。
なんで音読をやるかというと、いくら注意して th で舌を挟み、l で上前歯に舌を押し付けているつもりでも、一人喋りやシャドウイングでは、忘れてやっている可能性がある。文字にしてスペルが明確にわかれば、ちゃんと忘れずに舌を動かさざるえない。
これで午前中は終わり。午前中は、公園を歩きながら、シャドーイング60分、一人喋り60分、部屋で音読60分です。
ちょっと休憩して午後の部へ。
午後
午後からは一人喋り60分。今度は、ネットのニュース(中日新聞、日刊スポーツ)を見ながら、それを外国人の友達に説明したり、感想を言ったりするようにやります。なぜそうするかというと、自分勝手にフリートークしていてもボキャブラリーが限られたものになるので、今度はネットのニュースを訳すような感じでやります。
最近は凶悪犯罪のニュースが多くて、そんなのを題材にしたくないなあと思う時は、芸能や生活ネタなどでやります。電子辞書でしっくりくる表現がない時は、ネット(英辞郎)で調べたりもしながら、カードも作りながらやる。
それが終わったら、単語を書き出したカードを復習。
それが終わったら、あとは気の向くままに、ネット上にある発音練習サイトで発音矯正とイントネーション学習。英語をローマ字読みしているものがたくさんあって、極端なことを言うと、今まで学んだ単語を全部チェックしないといけないぐらい。でもそれは無理なので、時間の許す範囲で。
英語の音の出し方は、日本語の音の出し方とは根本的に違う。日本語は口の真ん中あたりで発音するが、英語は口全体を使って発音し、その上、口、喉に響かせる音が多い。

上の図は英語学習サイト(英語で悩むあなたのために)から拝借。
この図は、人の横顔の口の中の図で、向かって左が前、右が後ろ(口の奥)。日本語の母音は水色の場所で発音される。対して、英語の母音はピンク色の場所。要するに、英語は、日本語よりも、口先および口奥で発音される。そのため、日本語よりも口の動きが大きくなる。
発音する場所も方法も違う。これをマスターしないかぎり、ネイティブっぽい発音にならない。おいそれとはできないが、練習するしかない。
アルファベットの音の出し方そのものは、最初の一週間に、昨日書いたサイトを何度も見て練習したので、マスターした。でも、練習しないと習慣として使えるようにはならない。それに一番大事なことは、自分で文章が作れなければ、いくら発音が良くても、スラスラとは話せないということ。
ボブのミーティングの無い日は合計10時間以上やる日もある。こうやって集中できて、なおかつネイティブの人と話せる環境はなかなかないので、残り少ない日々を集中してやりたい。
夕方5時ごろ自炊して食事。ブログを書いて、また発音練習して、11時半ごろ寝る。
同居のアレンやオレオとは生活のサイクルが違うので、ほとんど顔を合わせない。昼間は二人とも学校で、夜遅く帰ってくる。おかげでこっちは心置きなく声を出して、孤独を満喫できる。
今日のワンポイント発音
Hello
ハローって言ってみてください。アクセントはどこにありますか?
ハロゥなのか、ハロゥなのか?
実はどっちも正解で、リーダースなどは両方とも乗せてます。でも、誰かに会って「こんにちは」という意味で言う時は、ハロゥ。正解の発音発声はこちら。
ハロゥという場合は、例えば誰か他の人の家の玄関から、「誰か中にいますか、こんにちは」という時にこのアクセントになる。そのため、誰かに会って挨拶するときにはこのアクセントではおかしい感じになる。
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