二つ目の謎の答え(メルボルン)
木の根本に埋められている管の謎の答えがわかりました。そろそろ正解が知りたくなったので、博学のギルバートに聞いたところ、予想どおり、木に水をやるための管でした。
メルボルンを含むヴィクトリア州では、干ばつは深刻な問題。日照り続きのあとで、たまに雨が降っても、木の根元まで行きわたるには十分ではないので、若木を助ける目的で、管を埋めて、そこに注水しているそうです。
日本ではこんなことは考えなくてもいいが、こっちではそこまで考えないと木を守っていけない。中東の国のように、いちいち木の根元全部にスプリンクラーを設備しているようなところもあるので、それよりはマシですけどね。
さて今日は日曜日でボブのミーティング。今日は初めての人がいたので、久々にSpiel(長い演説)が聞けてよかった。暗記してしまうぐらい何回も聞いているのですが、何回聞いても新鮮です。
ミーティングが終わって、有志でレストランへ。いつもはボブと一緒ですが、今日はイースターで、ボブは家族と行くそうで、ボブ抜きの6人で。
6人で互いに精神世界遍歴みたいなものを話あったが、そのうち4人がインドでアシュラムやマスターを訪ねたことがある。残りの二人は、もともとは哲学を学んでいて、そこからグルジェフを学び、そのあとボブのところへ。
みんな一見そんな風に見えないけど、もれなく精神世界オタクです。ダグラス・ハーティングやラメッシュ、ニサルガダッタなど、おなじみの名前や、全然聞いたことがないマスターの名前が出てきて、そんな話で盛り上がる。
日本は出版文化が盛んで、日本で手に入る精神世界の本はたくさんあるけれど、それでも情報という点では、世界と比べて、圧倒的に不利な立場にいる。原因は英語。英語ネイティブは、いわば直接、聖人や覚者の言葉に触れることができる。よく知っているし、よく理解している。また情報交換も活発で、どこどこのサイトがいいとか、この本がいいよ、なんてやっている。
日本語に翻訳された精神世界の本を読んで、どこも訳には問題はないが、どうも原書とテイストが違うなぁと思うことがしばしば。例えば日本語で「意識」と訳された言葉でも、英語では、conscious, awreness, conscience と何通りもあって、翻訳者の選択にゆだねざるえない。
話は変わるが、日常のニュースでも、日本と世界では扱っている内容も報道の仕方も違う。例えば、日本では「イスラム国」という名で報道するが、CNNなどでは、「ISIS」(アイシス)として報道していて、イスラム国という言葉は使わない。
あれ~、こんなことを書くつもりではなく、謎の答えがわかったぞというスッキリブログのはずだったのに、何が言いたのかよくわからなくなったのでこの辺で。
セイラー・ボブ・アダムソンのブログを何度も追記しています。随分わかりやすくなったと思いますので、またよかったら読んでやってください。
↓応援のクリックをお願いします。
« 謎が一つ解決(メルボルン) | トップページ | イースターって何や?(メルボルン) »
「 86オーストラリア」カテゴリの記事
- さらばメルボルン。(2015.04.15)
- 最後にもう一度ボブのこと(メルボルン)(2015.04.14)
- この旅で行って良かった国⑥中東・オセアニア編(メルボルン)(2015.04.13)
- この旅で行って良かった国⑤南東アフリカ・北米編(メルボルン)(2015.04.12)
- この旅で行って良かった国④中南米編(メルボルン)(2015.04.11)
油断すると緑地になる、鳥取砂丘とは違いますね。オーストラリアの水不足はシャレにならないのですね。そこを知恵と工夫でのりきっているのですね。
投稿: ス | 2015年4月 6日 (月) 04時28分
日本はやっぱりいいですね。
緑がそこらじゅうにあって、春には桜が咲き、秋には紅葉がある。
雨も降るし、保水力のある山もある。こんな恵まれた国はそうそうない。
投稿: TAKU | 2015年4月 6日 (月) 19時04分