リラの僧院ツアー(ブルガリア・ソフィア)
ホステル→(車)リラの僧院ツアー9:30発→ホステル帰着17:00→(今ブログ書き)→(予定)バスセンター発22:00→イスタンブール着明朝8:00
「リラの僧院ツアー」参加者は結局6人。二台の乗用車に分乗して出発。40レバ(20ユーロ)。
前の赤いオペルには運転手とアメリカ人3人。そしてワシらの紺のオペルには運転手とワシとスペイン人のおばちゃん2人。
この道路は120キロ制限の無料ハイウエイ。
このオペルなかなかすごいです。ボタン一つでベンゼン(ガソリン)とLPG(ガス)を切り替えることができる。ガソリンスタンドには、たいていガススタンドも併設している。もちろんLPGの方が安いですが、長距離は無理なので、こういう風にハイブリッド車になっています。
まず、山の洞穴へ。そこは、11世紀に、ここに最初にやって来たイヴァン・リスルキという僧が12年間暮らした洞穴と寺院がある。
右のグレーの上下のスペインからのおばちゃまは、セテンタ(70歳)だから登るのがきついのよ、と言っていました。
この洞穴は上に抜けられるので、みんなで潜り抜けた。浄化作用があるそうです。穴をくぐっているのは、親しくなった韓国系アメリカ人エドワード。
そしてそこから少し登った場所で、願い事を紙に書いて、石の間に挟んで、お祈り。
そして、山を4キロほど降りて、いよいよリラの僧院へ。
この僧院は15世紀の建立で、ブルガリア正教の総本山とも言えるものだそうで、オスマントルコの時代も共産主義の時代も壊されることなく保護されて今日に至るそうです(火災で一度建て直しあり)。
ぐるりを外陣という建物が囲んでいて、それを抜けて中へ。けっこう大きい建物です。
予想以上にすばらしい。中は金を使った装飾が見事で、司祭が聖書を読んだり、説明したりしていました。
僧院の外のレストランで、韓国系アメリカ人のエドワードと食事。
彼に、中米、南米の行き方を聞いたら、ものすごく詳しい上に、今年になって休暇で何度も行ったよ、と言うので、「何でそんなに休暇があるの?」と聞いたら、彼はユナイテッドエアラインの社員(地上勤務)で、休みをまとめて取ることができるので、毎月一週間ぐらい海外旅行するそうです。毎年じゃなくて毎月ですよ。
空席さえあれば、格安の社員価格でチケットが買えるそうで、しかも、ファーストでもエコノミーでも同じ価格で、LCCチケットよりもはるかに安いそうです。なんじゃそれは~。恵まれすぎじゃ~。
でも、300人いる同僚の中で、旅行好きは彼だけだそうで、他の社員はあんまり旅行しないそうです。そんなもんなんでしょうね。もちろんマイレージは加算されないそうです。
東京に日本人の友達が何人もいて、もう50回以上も日本に来たことがあるそうです。
食事をしたレストランは僧院の横に一件だけあるレストラン(もう一件カフェがる)なんですが、日本人の団体ツアーの予約がたくさん入っていて満席。やっと外の席に座ったのに、なかなかオーダーを取ってくれない。
というのも、何組もの日本人ツアー客御一行様が、ワインは飲むわ、ビールは飲むわ、スープからメインまでコースは食べるわで、ウエイトレスが忙しくてこっちを相手してくれないんです。
スペインのおばさまたちも、「日本人が一杯でちっとも勘定してくれなかったのよ」と言って集合時間に遅れてきました。しょうがないでしょ。やつらの方が上客なんだから。
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これからバスセンターに行って夜行バスに乗って、明日はイスタンブールです。その後の計画は未定で、イスタンブールでゆっくりしながら考えます。
今日の宿 夜行バス26ユーロ
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