コトル(モンテネグロ)からポドコリッツア(モンテネグロ)・プリシュティナ(コソボ)経由プリズレン(コソボ)へ
昨日朝10:00コトル発→ポドコリッツア12:30着見物・同21:30発→(夜行バス)今朝4:30プリシュティナ着見物・同9:30発→(バス)プリズレン着11:30→Hostel→市内見物→Hostel
最近自分でも何という国にいるのかよくわからない時がある。めまぐるしいですが、二日分いきますのでよろしく。
コトルからバスで二時間。モンテネグロの首都のポドコリッツアに着いた。
ワシはそこから列車でアルバニアのティラナに行くつもりだった。駅(上の写真)に行って聞いたら、ティラナには電車は行ってないという。
地図上は線路が行っているのに運行していないらしい。
バスはどうかと聞いたら、バスも行ってないという。
隣の国へバスが出ていない。何で?って聞いても、知らん、と言う。
何とか今日中に行く方法はないかと聞いたら、国境までタクシーで行って、歩いて国境を越えてそこからミニバスで行けという。
おもしろそうだからやってみようかと思ったが、地元の人もやってないことをやるとろくなことにならんのでヤメ。よっぽどアルバニアとモンテネグロは仲が悪いらしい。
夜行バスでコソボのプリシュティナへ行くことにして、ポドコリッツア観光。
とても首都とは思えない。多治見と同じぐらいの町の規模。
サッカースタジアムがあって、地元のサッカーチームもあるみたい。でも、リーグ戦とか組めるんかな。こんな小さな国で。
夜行バスに乗ったら、やかましい映画をかけて、みんなで盛り上がっていた。「踊るマハラジャ」みたいな映画で、眠れない。
やっと映画が終わって寝たころに国境のパスポートコントロールで叩き起こされた。
真っ暗な山道を延々と走って、朝4時半にコソボの首都、プリシュティナに着いた。写真はバスセンター。これがまたとても一国の首都とは思えない。
ガイドブックも無く、下調べもしてなかったが、同乗のスペイン人に町への行き方を教えてもらって町まで歩いた。
政府ビルディング。ここは物価が安い。コーヒーをレストランで飲んだら1ユーロだった。通貨はユーロでOK。
「地球の~中欧・2012年」にはコソボの情報がまったく載っていない。そもそも国として扱ってなく、セルビアの一部のように扱っている。
367ページにただ一言、セルビアの世界遺産の説明として、コソボの・・・「プリシュティナのリェヴィシャの聖母教会、プリズレンのグラチャニッツア修道院の合計4点の教会、修道院から成る。」とだけある。
ところがこれを現地の学生何人かに聞いたが、リェヴィッシャなんて聞いたことがないという。
腑におちなかったので、町のインホメーションセンターが開くのを待って聞いたら、プリシュティナからバスで40分行ったところにグラチャニッツアはあるが、リェヴィッシャは知らないという。
「地球の~」の記述が全く間違いだったと判明。ワシはこの一行を頼りに、世界遺産の町なら行けばなんとかなると思ってきたのに・・・。
着いたら観光どころの町ではなく、何しに来たのかよくわからなくなった。
ここもサッカースタジアムがある。
NEWBORNのモニュメント。
中欧のおねえさんはきれい。もうびっくりするような美人が多い。
「学問なき自由はもろく、自由なき学問は不毛である」でどう?
もっと良い訳を考えた人はコメントされたし。
大都会ということはなく、多治見程度。
そしてまたバスに乗って2時間半。プリズレンに着いた~。
バスセンターで、明日のアルバニアの首都のテュアラ行きのバスを聞いたら、無いと言う。ええ~!
びっくりしていたら、違うおじさんが教えてくれたけど、バスセンターの外の路上からミニバスが出るからそれで行けと言う。
あんたらどこまで仲が悪いの?隣の国の首都と結んでいるんだから、ちゃんとバスセンターの中から大きなバスを走らせんかい!
セルビアからサラエボのバスは市街からはるか遠くのセルビア人地区に着くし、線路があっても列車は走らせてないし、コソボへ先に行ってスタンプがあるとセルビアには入れてくれないというし・・・。別れた夫婦だってもう少し思いやりがあるぞ!あ、こういうこと書くとポチが減るなあ~。
プリズレンは「地球の~」に載っていない。下調べもしてなかったが、聞いたらインフォーメーションセンターを教えてくれた。
ここもモスリムの町です。外国人はあまりいないようで、たくさんの人が「ハロー」「チーナ?」「こんにちは」と声をかけてくれます。なかなかいいところです。
そしてインフォーメーションセンターに行ったら大歓迎を受けた。
地図をくれて、ホステルを教えてくれて、挙句、記念撮影させてくれというので、おねえさんたちと写真を撮って、こっちも撮らせてもらった。
ついでに世界遺産について聞いたが知らないと言うので、もうどうでもよくなった。(帰ってきて宿でネットで調べたところ、それは正確には Leviska の Holly Virgin Churchと判明。これをセルビア語読みすると、リェヴィシャですが、現地コソボ読みすると、リェヴィスカだそうで、教会の現地での呼び方が全然違う。要するにセルビア側の呼び方のまま、しかも場所を間違えて「地球の~」に乗せている。教会はどれかわかったけど明日見ないだろうな~)
宿に荷物を置いて出動。物価が安いです。コーンにお玉ですくってくれるアイスクリームは、玉三種類で普通500円はするが、なんと200円。
この町の山の頂上にも城跡があるが、さすがに今日はやめておいた。民族衣装を着た人たちが行進していた。
あ~あ~が鳴り響いています。ここはなんだか落ち着けるいいとこです。トルコみたいだからかな~。
モスリムの礼拝所。テラスレストランでみんなろくでもないもの食ってお喋り。
ここは物価が安いので、思いっきりろくでもないものを食べようとレストランへ行ったが、高い食い物がなかった。一番高い肉の盛り合わせを平らげてやったぜ。全部で11.5ユーロ。
前から撮るなんて失礼なことできないけど、きれいな子多いよ~。
今日の宿 Hostel Bujtina Kalaja シングル 15ユーロ(1950円)。
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