ジロカストラ二日目(アルバニア)
ギロカスタル、ジロカストラ、ギロカストラ。どの呼び方もするそうです。
言語の違いだけらしい。インフォメーション(と言っても土産物屋)のお兄さんに正確にはどれかと発音してもらったところ、ギロカスタルが一番近い気がした。
今日も朝から雨。
ギロカスタルは石の町。家の壁、屋根、道が石でできている。
雨のギロガスタルもまたいい・・・、わけはない!
ワシは不機嫌。不機嫌の原因は雨ばかりじゃなく、泊まっている宿が25ユーロ(3380円)もするから。
西ヨーロッパを回っていたころは、一泊一万円以上のホテルもあったし、パリやスイスではユースだって一泊4000円以上していた。
でも中欧を回って、2000円以下の宿ばっかり泊まってきたので、3380円もする宿に連泊するなんて、しかも「地球の~」を見て泊まるなんて、素人みたいなことして、何か大失敗でもしたような敗北感に襲われている。
でも、アジアや中東を抜けてヨーロッパに来た若い子たちに言わせると、一泊2000円でも高いという。ワシもだんだんそうなりつつある。
この町の旧市街は登り坂。そこのツートンカラーの石畳が磨れてツルツル。
車が途中で止ると、スリップして登れないので、スピードを落とさずにクラクションを鳴らしながら一気に上がってくるので怖い。
客はワシだけ。おじさんにお金(200レク)を渡したら鍵を開けてくれた。
大きな広間が二つと小さな部屋がいくつかあった。これはトルコの家やね。いまでもホステルに使えそうな大きな家だった。
続いて、ずぶ濡れになりながらお城へ。このツートンカラーがここの石畳の特徴。
すり減ってしまって歩きにくいこと。今までで最強かも。キャスターを転がしてはちょっときついよ~。
中へ入ったら、たくさんの大砲や戦車が隠してあった。まだ使えるかもしれん。
雨が上がって、どこに隠れておったの、というぐらい人が出てきた。
そしてお昼はビーフのスープ。めっちゃうま。トルコ風飯はスープ系がワシに合うと気づいたので、最近はそれで攻めています。全部で400円。
喫茶店で紅茶を飲んでいたら、地元の若い兄ちゃんが「観光客?ここをどう思う?」と聞いてきたので、"Very beautiful"とリップサービスしたら、「俺はそうは思わない」というので、思わず、「ワシもそう。雨ばっかり降って、石の家っていっても、ガタガタ。石畳も歩きにくい。町中ゴミだらけ。もうちょっとちゃんと手入れせんかい!」と言いたかった。
宿に帰って、おかみさんに、お金払うけど、ランドリーサービスはいくら?って聞いたら、なんと300円でいいという。ええ宿です。
そして、夕方、昨日と同じように快晴になった。どうもここは相性が悪かった。期待させといてごめんね~。
今日の宿 B&B Haxhi Kotoni(ハシ・コトニ) ダブル 25ユーロ(3380円)
明日は、マケドニアのオフリドです。
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