53パラグアイ

2014年4月 7日 (月)

映画「ミッション」の舞台を訪ねて(トリニダ-・パラグアイ)

ホテル→午前中はブラジルビザ申請など→(バス)エンカルナシオン発片道10000グアラニー・232円、約一時間乗車→トリニダー遺跡→エンカルナシオン→ホテル

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今日は映画「ミッション」の舞台となった町の一つ、トリニダー遺跡へ。映画「ミッション」は、イエズス会の宣教師が、南米の奥地のグアラニー族(インディオ)にキリスト教を布教する話がもとになっている。昨日、アスンシオンのバスセンターまで案内してくれた人は、インディオの言葉であるグアラニー語も話せるよと言っていたので、きっと彼はグアラニー族の末裔に違いない。

私はこの映画の音楽が大好き。サントラ盤をしょっちゅう聞いている。
昨日、この町に着いた時からその音楽が頭の中で鳴りっぱなし。この音楽を聴きながら読んでやってください。

                        

映画の冒頭で、伝道師が十字架に張り付けられたまま川に流され、イグアスの滝に落ちて行くシーンはショックでした(古~い映画の話で申し訳ありません)。
当時、あのスタントマンは死んだのじゃないかと話題になって、たかが映画のためにひどいことをするなあと思ったものです。

バスに一時間弱乗って、車掌に言われるままに降りたら、すぐに大きな門が建っていた。

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もっと、鬱蒼としたジャングルの中かと思ったら、幹線道路から近いようだ。

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道路脇のモニュメント。

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遺跡へは石畳の道がまっすぐ伸びている。あたり一帯は昔は人が大勢いたような町の区画になっているが、今はそれほど人が住んでいない。

ビジターセンターで25000グアラニー(580円)払って、センターで5分程度のビデオの上映があった。
知らなかったけど、ここも含めて、このあたり(ブラジル、ボリビア、パラグアイ)にあるイエズス会の布教施設は世界遺産に登録されているらしい。

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教会の復元図のパネル。

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遺跡の入口で二人の係員が暇そうにマテ茶を飲んで座っていた。

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教会。1700年頃に建てられたもの。

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柔らかい材質の石が使ってあるので、痛みもひどい。

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教会の中。一組の観光客がいたが、他には誰もいなかった。

遺跡の中を歩いていて、いくつか思ったことがあるので書きます。
まず、キリスト教の布教についてですが、中南米の国は、あまりにも簡単に布教されすぎ(ここではインデオの抵抗にあって100年以上かかっている)。
中南米の国は、キリスト教一色で、どこもコロニアルな町並が多い。

これがアジアの国だと、そうそう簡単にキリスト教は広まらなかった。日本に来たザビエルも思ったほどの成果をあげなかったし、中国やインドでも同じ。
アジアの国には、それぞれに仏教やヒンズー教などのもともとの信仰があったことと、文明の差(武器力)がヨーロッパとそれほど大きく開いてなかった。

そしてもう一つは世界遺産というしくみ。世界遺産は西洋社会主導で認定されているので、キリスト教のまわしものかのごとく、教会やキリスト教関連の施設が多い。
1700年代に建てられたものを、日本では遺跡などとは言わない。せいぜい寺跡とか城址程度の呼び方でしかしない。

日本では、ここよりも1000年も前に建てられた法隆寺が、朽ちることもなく現役で立派に現存している。
そういうのが本当の世界遺産であって、300年程度でボロボロになるような布教所の跡を世界遺産にしているのはいかがなものか。

キリスト教そのものに文句を言っているのではありませんので、その点よろしくお願いします。

でも、頭の中では「ミッション」のサントラが鳴り響いていて、空は快晴。

今日は暑い一日で、全身汗だく。500mlを3本飲んだ。(炭酸飲料のことですよ)
伝道師たちの夢の跡を見たからには、いよいよ川を遡ってイグアスの滝を見なければいけません。楽しみです。

今日の宿 Hotel Itapua シングル 50000グアラニー(1160円)

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2014年4月 6日 (日)

アスンシオンからエンカルナシオンへ(パラグアイ)

ホステル→(バス)テルミナルへ→9:30アスンシオン発バス(60000グアラニー・1392円・乗車7時間)→16:30エンカルナシオン着→ホテル

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今朝5時、内容は覚えていないが、吹雪の中を歩いている夢で目が覚めた。
昨夜寝る時、ドミの相部屋のデブ女がエアコンの温度設定を20℃にして寝た。いくらなんでも寒すぎるので、デブ女が寝息を立てるのを待って23℃に設定し直して寝たが、それでも寒かった。
モンゴロイドはコーカソイドよりも体温が低いんやから、かんべんしてよ、もう。
そんなに暑いなら毛布なんか掛けないでシャツも脱いで乳出して寝ろ!あ、いかん。最近なんか下品なブログになってきた。

朝イチで宿を出たが、テルミナル(バスセンター)への行き方がわからない。道で朝から缶ビールを持って立っている人がいたので、その人に聞いたら、なんとその人、バス停まで連れて行ってくれて、一緒にバスに乗ってテルミナルまで連れていってくれた。

こっちのバスはまだボンネット型のバスが走っていて、道で手を挙げて、乗る!乗る!とジェスチャーしないと止まらず、降りる時も、降りる!降りる!絶対降りる!と言わないとダメ。しかも乗り降りの時にきちんと止まらずに低速になるだけなので、一緒に行ってもらって助かった。

そのおっさんはバスの中でへたくそな英語であれこれ説明してくれた。(へたくそと言っても、ワシのスペイン語で会話するよりはずっとマシ)
「ここはメルカドクワトロ(市場)で、ここには日本人の店も韓国人の店もあって、肉もうまいぞ。でも今日は日曜だから休み」

昨日、アスンシオンの町は人気(ひとけ)がなくてスラムみたいだと書きましたが、土曜日だったせいもある。こっちでは、大型スーパー以外は土日などの休みは徹底して休むので、飲食店も店も開いてない。アスンシオンはそれほど危険な町ではないようです。

おっさんは「パラグアイは金が無いんだよ。仕事もない。俺は50歳だけど、預金がいっぱいあるので働いていない。町を見れば貧乏だってわかるだろ。日本とどこが違う?」と聞いた。

全部違うと言いたいところだが、あんまり見下すようなことも言えないので「そうだねえ。日本には電車がたくさん走っているよ」とだけ言うと、
「そうか、ここも昔は走っていたんだけどな」。

テルミナルでお礼を言っておっさんと別れた。

駅でバスのチケットを今日に変更してもらって一時間半ほど待った。

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この国ではみんなマテ茶を飲んでいる。たいていの人はポットに氷を入れた水を持ち歩いていて、それをマテ茶の葉が入れてある茶こしみたいな容器に水を入れて、マテ茶を飲む。

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バスの外観はそれなりだが、中は古くてだいぶガタがきている。4時間ぐらいで行けるバスもあるようだが、よくわからなかったので適当に買ったところ、どうも各駅停車のようなバスで、途中で客が乗り降りして結局7時間もかかった。

出発するとすぐに、kaneko薬局、kyoto駐車場などの日本関連らしき文字が目に入る。
パラグアイが日本人移民を受け入れ始めたのは1936年(昭和11年)からだそうで、今では国中で8000人ほどの日経人がみえるそうです。

中でも一番たくさんみえる地区は、現イグアス市。かってヤクルトスワローズのピッチャーだった岡林洋一さんは、そこの出身だそうで、野球のさかんな地区だそうです。
イグアス市はパラグアイ側からイグアスの滝へ行く場合にはみんな立ち寄るぐらいの位置にあるのですが、今回私はアルゼンチン側からイグアスの滝へ行く予定なので、イグアス市へは行きません。

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車窓に広がるのは、ちょっと前までジャングルでしたみたいな光景ばっかり。道も幹線以外は舗装してなくて、赤土のまま。

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途中の町でサッカーの試合をしていた。人口700万人に満たない国なのにワールドカップの常連で強い国ですね(今回は予選敗退)。

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エンカルナシオンに入ったら、兵隊さんが大勢バスから降りていった。小さな国でもちゃんと軍隊がある。一種の雇用対策やね。

バスは夕方4時半にエンカルナシオンのターミナルに着いた。
昨日ネットでしっかり予習したので今日は大丈夫。昨日ブログで調べておいたホテルへ。この人のブログはホテルもビザの取り方もわかりやすく書いてあるので、敬意を表して勝手にリンクしておきます。

宿に荷物を置いて、まずはブログにある日本食の店へ行ったが、今日は日曜日で休み。

この町は、イグアスの滝の下流のパラナ川のほとりにあり、川を挟んで対岸はアルゼンチンのポサダス。バスの中から、ポサダス方面が見えたが、立派なビルがいくつも見えた。
それに比べてエンカルナシオンには、高いビルらしきものは無い。
川まで出てみようと歩いたが、6時頃日が暮れたので諦めた。

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レストランはどこも開いてなかったので、酒屋でビールを買って公園で飲んだ。
広い公園があって、そこではサッカーをやったり、ドッチボールをやったりしていた。この町はくつろげる。

バスターミナルまで戻れば何か食い物にありつけるだろうと行ったら、おいしそうな串焼きを売っていた。

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ソーセージはハンバーガーで。他に串刺し二本とビール一本、コーラ1.5リットルを買って、全部で30000グアラニー(696円)。おいしかった~。

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テレビでは当然サッカーをやっていた。

今日の宿 Hotel Itapua シングル 50000グアラニー(1160円)

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2014年4月 5日 (土)

サンチャゴ(チリ)からアスンシオン(パラグアイ)へ

4日朝 ホステル→(バス)サンチャゴ9:50発Pullman Del Sur社・70000ペソ・13020円→(バス30時間30分乗車)今日5日15:30アスンシオン着→(バス)ホステル

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昨日、留守の間にポチっとしていただいた皆様、誠にありがとうございました。
無事、パラグアイの首都のアスンシオンに着きました。

なぜパラグライなのかというと、パラグアイのエンカルナシオンという町へ行くと、ブラジルのビザが一日で取れると聞きました。
サンチャゴからエンカルナシオン行きのバスが見当たらなかったので、とりあえず首都のアスンシオンへ来て、そこからエンカルナシオンへ行こうという作戦です。

一昨日の夜、ちょっと調子に乗りすぎて、パラグアイやアスンシオンの下調べをするのを忘れた。
普通なら、「地球の~」さえあれば、安宿や為替のことなど大体わかるが、パラグアイはそれほど詳しく載ってないので、今日はちょっとてこずりました。
では昨日の出発から。

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バスはなかなか快適なバス。50人乗りですが、半分ぐらいの乗車率で、一人二座席ぐらいの割り当てになっていて楽でした。

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車窓を見ていたら、このバスはアンデス山脈を横断して、アルゼンチンのメンドーサへ行き、そこから北上するようです。
チリからパラグアイへ行く国際バスですが、アルゼンチンを素通りして行くようです。

食事はどうなるんだろうと思っていたら、午後三時頃にメンドーサ市内のレストランへ。

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バス会社の負担で料理が出た。これなら乗客はアルゼンチンのお金を持っていなくても大丈夫。そこそこおいしかった。
ただ不満だったのは、バスの運転手二人とアテンダントの合計三人は、客よりももっと美味そうなものを食べ、おまけにワインまで飲んでいた。
ワインはたぶん、運転しない方のドライバーが、これから寝るために寝酒として飲んだのかなと思ったが、それにしても・・・。

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食事が終わったらバスの中で映画が始まった。これがなぜか逆さまに映る。
バスの中にはテレビが三台あって、一番前の、ワシの目の前にあるやつだけが逆さま上映。
見なきゃいいけど、みんなカーテンを閉めているので外は見えないし、音がうるさいので、ついつい映画を見てしまう。
逆さまにやっているので、何のことだかサッパリ。頭が変になりそうだが、他にやることもないのでついつい見てしまう。

通路を挟んだ隣では、若いお母さんと一歳ぐらいの子がいて、子供がはしゃいで大騒ぎ。その子はでっかいウサギのぬいぐるみを持っていて、どこかに触るとそのぬいぐるみが歌を歌ったり喋ったりしてやかましいのなんの。

日が暮れて、お母さんが眠ると、子供はお母さんの乳を揉んでばかりいた。途中で子供も寝始めたので、代わりにワシが揉んでもバレんかもしれんなあと妄想しつつ、逆さまの映画を三本も見させられてやっと映画が終わりになった。(逆さま映画の影響で妄想が出ただけです。普段はそんなことは全く考えたこともありません!)
翌日わかったが、お母さんはブラジャーの中に携帯電話を入れていて、子供はそれで遊びたくて揉んでいたらしい。

なんやかんやで朝が来て、チーズバーガーが出た。

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また昼になったので、どこかのレストランで食事かなあと思ったら、今度は袋に入ったお菓子セットだった。

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お菓子袋を撮るフリをして隣の親子を撮っておきました。お母さんは若くてなかなか美人でしたよ。

パラグアイのイミグレで、両替商の兄ちゃんにチリペソをパラグアイのお金に両替してもらったら、ゼロがやたらと多いお札をくれてびっくり。100000グアラニーが2320円。つまり、1000グアラニーが23円。わかりずらいわ!

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宿をどこにすべきか調べてこなかったので、とりあえずバスで旧市街のインホメーションへ行くことに。写真は英雄広場にある霊廟。
ここは暑いです。Tシャツ一枚でも汗ばむくらい。

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インホメーションのお姉さんにWi-Fiがある安宿を教えてもらって、そこまで約20分ほど歩いたが、ちょっと怖かった。
町がスラムのような感じ。歩く2800ドル男としては、こういう町は歩きたくない。

バスの中でろくなものしか食べてないので、どこかレストランで一杯やって、おいしいものを食べようと捜したが、それらしき店もない。

これが首都の旧市街か・・・。旧市街というのは古い町並みがあって、庶民や観光客が店にあふれているものなのに、そんな店もなく、危ない感じさえする。
やっと教えてもらったホステルにたどり着いたら、愛想の悪い若い男が出てきた。ニコリともしない。
手続きする間、ロビーの電気をつけもせず、金を払おうにもお札のゼロの数がよく見えない。

ドミの部屋に入ったら、そこも暗い。しかも部屋の冷房が効きすぎてウシュアイアかというぐらい寒い。
電気をつけたら、ものすごく太った女が、毛布をかぶってパソコンとにらめっこしていた。しかも、ポテトチップの大袋を抱えながら。

あ~、も~、最悪。町も最悪なら宿も最悪。お金の計算も面倒。
荷物を置いて食事に出たが、町の雰囲気が物騒なうえ、おいしそうな店もない。しかたなくマックで食事を済ませた。
この町に二泊して、明日町を見物するつもりで、着いてすぐにバスセンターで明後日のバスの切符を買ったが、計画変更。
明日朝イチでバスセンターに行って、この町を出ます。
旧市街の中心を歩いたが、ここには見るべきものはないし、おいしそうな店もない。

一つだけ良いことは、この国はチりやアルゼンチンよりも物価がかなり安い。ただそれが逆に、余計危なく感じる。

楽しいことがあった後はこういう風に不調になる。
人生は糾(あざな)える縄のごとし。良いこともあれば悪いこともある。しゃあないね。

それはそうと、日本では消費税が8%になったんですか?もう帰りたくないです~。

今日の宿 Hostel Nande Po'a Familiar  ドミ 50000グアラニー(1160円)

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