本当にビール売っているんですか?(マナーマ・バーレーン)
ホテル→(バス0.2BD 58円)ムハラクへ→(徒歩)ベイト・シャディ→ベイト・シェイク・イーサ・アリ→(バス0.2BD 58円)帰路→ホテル
今日の宿 Oriental Palace Hotel シングル 20BD(バーレーンディナール)5800円。
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今日はムハラクという地区へ古い家を見に行くことに。
その前にキング・ファイサル道路脇に建つ変な形のビルの写真を撮りに。
カニのハサミの先っちょですか?ビルの間の真ん中には風力発電用と思われる風車が三つ付いていたが、回ってはかなかった。
バーレーンの石油はあと20年で底をつくと言われているので、その準備か。
バスに乗ってムハラクへ。
もともとはこの地区が町の中心だったそうで、往時の街並みがしのばれる。
この建物は、ベイト・シャディ。真珠貿易商だったシャディの家。現在改装中で公開されていない。二階で休憩していた改装の人がクローズだよって。
そして次はベイト・シェイク・イーサ・アリ。入場料1BD(290円)。
この建物は1800年に建てられたもので、首長のアリという人の屋敷だった。
中庭。建築はとてもシンプル。漆喰の壁の厚みが1m以上あったり、風通しの塔が作ってあったりと、暑さ対策の工夫がほどこされている。
他に西洋人カップル一組がガイドに案内されて中を見ていたが、これがこの地区最大の観光名所らしい。
路地を歩いていたら、めずらしいゲームをやっていた。これはビリヤードのようなもの。おはじきの大きいものを弾いて、四隅の穴に落とす遊び。
けっこう真剣にやっていたので賭けているのかも。他にはドミノやトランプをやっている人もいる。暑いので働いていられないんやねきっと。
観光が早く終わったので、ミッションを継続。ムハラク地区にも大きなスーパーがいくつかあるので、ビールを捜して歩いた。
暑さでヘトヘトになりながら5軒の店を回ったが、どこにもビールは売ってない。売っているのはノン・アルコールビールばかり。あんなもの誰が飲むのかしらないが、どこの店にも置いてある。
あちこち探したが、あるとすれば、もうあとは郊外の Seef Mallぐらい。バスでマナーマへ帰って、Seef Mall行きのバスがないか聞いたが、なかった。
どうやって行けばいいか聞いたところ、タクシーで往復するしかないという。
闇タクシーの兄ちゃんに聞いたところ、往復で6BD(1740円)。そうまでしてビールを捜しに行って、もしなかったらダメージが大きいのであきらめた。
私はアル中じゃないし、そんなにどうしても飲みたい訳じゃない。でも、酒の飲めないイスラムの国を旅してきて、ここへ来たら、「地球の~」には、ここで酒が売ってると書いてある。
そうなったらなぜか飲みたくなった。ちょっと捜してみつからなかったら、もっと飲みたくなった。人間って不思議なものですね。
エッチサイトなんて普段見ないのに、当局にブロックされていると、何とかしてブロックをかいくぐって見る方法はないかとあれこれ違う言葉でアクセスしてみたりする。うまくいかないですけど。
どうしてこんなとこまできてそんなことをやっているんでしょうか。
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ここで今後のルートについて書いておきます。今、中東で行ける国は限られる。シリア、イエメン、イラクは外務省が退避勧告を出しているので行けない。
サウジアラビアは団体ツアーでないとビザが降りない。レバノンは、行けないことはないが、イスラム国の件でちょっとヤバいので行かない。
エジプトは昔行ったことがあるのでこの旅では行かない。(ギリシャも同様)
という訳で、バーレーン→クエート→イスラエル→トルコ→グルジア→アゼルバイジャン→イラン→アルメニアという感じで行きます。
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