水と緑は権力の象徴(クウェート・クウェート)
ホテル→(バス)ミルカブバスターミナル→(徒歩)クウェート・タワー→スーク→ホテル
今日の宿 Continental Hawally Hotel シングル 6425円 連泊。
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今日は歩いてクウェートタワーを見に行くことに。
Sief Palace。パレスってことは王様が住んでいるんでしょうか。
そのパレスの前のロータリーに噴水があって、水がジャバジャバと流れていた。そのまわりは花壇になっていて、赤い花が咲いている。
この暑さの中、花壇や樹木を維持するのには相当の水が必要で、お金がかかる。
でも、砂漠の民にとっては、緑と水は一種の権力の象徴であり、あこがれ。あ、これウッチーからの請け売りです。
グランドモスク。クウェートタワーは、ミルカブバスターミナルから徒歩一時間ぐらいの場所にある。
行きは歩いて行って、帰りはタクシーかバスで帰る作戦。それにしても暑い。
この国では気温が50度を超えたら働いてはいけないという法律が近年できたそう。それ以前は建築現場で出稼ぎ労働者が熱さでよく倒れたという。ちなみに今日の最高気温は40度だって。
立派なマリーナが出てきた。金持ってるぞ~って人がいっぱいおるんやね。
ビーチは誰も泳いでいない。日本では暑くなったら海水浴のシーズンだけど、こっちでは涼しくなったら海水浴のシーズン。まだまだ暑い。
一時間かけてやっと到着。登りません。一応これがクウェートのメインの観光地らしいので見に来ただけ。
さて、帰ろうかとあたりを見回したが、タクシーなんて一台もいない。バスも走っていない。
観光客の車が2台いただけ。しかたがないので、また歩いて帰ることに。
もう暑くて暑くて、すぐにお店でコーラを飲んで休憩。また、歩き始めたが、相変わらずタクシーは通らない。
こんな時はヒッチハイクすりゃええんやろうけど、そんなことやったことない。それにここは町中やし、歩いて帰れるし。
あきらめてしばらく歩いたら、一台の車が寄ってきて停まり、乗れと手で合図。
何も考えずに車に乗った。若い兄ちゃんで、あまり愛想が良い人ではなかったが、国立博物館の前まで乗せてくれた。
頼みもしないのに人に車に乗せてもらったのは初めて。うれしかった~。
女王様がアメリカでバラ撒いた残りの、キティちゃんのステッカーシートが一枚あったので、「子供さんへ」と言って渡したところ、(何じゃこれは)ってな顔して受け取った。
国立博物館は午後の休憩時間に入っていて、夜の7時にならないと開かないと言われた。午後になると、ごく一部の飲食店と商店を除き、みんな一斉に休憩に入る。
暑いからやね。
レストランに行ったら、お姉さんがご飯物を食べていたので指さし注文。羊の肉と、トマトベースのスープでした。玉ねぎを生で食うのがおいしい。2KD(780円)。
湾岸の国々ともいよいよお別れです。
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