79パレスチナ

2014年10月 2日 (木)

パレスチナ②(ラマーラ・パレスチナ)

エルサレムのホテル→(バス8シェケル240円)ラマーラのターミナル→アラファト議長霊廟→町歩き→(バス帰路)エルサレムのホテル

今日の宿 New Palm Hotel ドミ 60シェケル 1800円 連泊。

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エルサレムから北へ約10キロ、バスに30分乗って、パレスチナ自治区のラマーラへ。ラマーラはパレスチナ自治政府がある首都。

国連加盟193ヶ国中、134ヶ国がパレスチナを国家として承認。国連も国家として扱っているそう。(Wkikipediaより

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町の中心。まずはチラっと町歩きをしてから、アラファト議長の霊廟まで歩きます。

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普通に都会で、見たところ、物資も豊富に売っている。店の人は皆愛想がよく、どこから来た?と声をかけてくるし、覚えたての英語で付きまとう子供もいた。

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オスマントルコ風の衣装を着たジュース売りからジュースを買って飲んだ。何のジュースか聞いても、わからなかったけど、おいしかった。2シェケル60円。

アラファト議長の霊廟は、町の中心から15分ほど歩いた丘の上にあって、PLO自治政府の建物と同じ敷地の中にある。

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霊廟には警護の兵士が4人。来客は私だけだったが、満面の笑みで歓迎してくれて嬉しかった。
後ろに見えるのはPLO自治政府の建物。

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丘の上の塀の中に自治政府の建物が建っている。正面玄関で、写真を撮ってもいいかと聞いたところ、愛想よく断られたので、側面の遠景を載せておきます。

町の中心に帰って、チャイを飲み、パンやみかんを買ったが、物価はエルサレムよりも断然安い。

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帰りのバスに乗ると、一旦検問所で降ろされて、イスラエルのビザのチェック。

左の緑色のTシャツの青年との会話。

「パレスチナ人?」

「そうだよ」

「え?パレスチナ人も自由にエルサレム(イスラエル)に行けるの?」

「パレスチナ人は行けないよ。通常は許可が必要で、めったなことでは許可されない。でも俺は特別。俺の両親はエルサレムに住んでいて、俺はそこで生まれたから、イスラエルのIDを持っているんだ。そういう人はパレスチナ人でも自由に出入りできるのさ」

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検問所。監視塔の向こうにイスラエルが作った分離壁が延々と続いている。

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この塀の中に、簡単には外へ出られないパレスチナ人がたくさん住んでいる。

私が訪問したのは、ガザ地区ではなく、ヨルダン川西岸地区なので、東側はヨルダンと隣接。イスラエル側ではなく、ヨルダン側から出られるんじゃないかと思うが、空港、幹線道路、港はすべてイスラエルの管轄下にあるので、事はそう簡単ではないようだ。

オスマントルコの時代には、ここにはアラブ人もユダヤ人もいて、それなりに仲良く暮らしていた場所。今でもエルサレムではどちらも住んでいて、アラファトの写真を掲げている店もある。

国際情勢とか、難しいことはよくわからないけど、あのウエルカムで感じのいいパレスチナ人たちが、一日も早く自由に外と行き来できる日がくることを望む。

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2014年10月 1日 (水)

パレスチナ①(ベツレヘム・パレスチナ)

ホテル→(ダマスカス門近くのバスセンターから21番のバスで8シェケル240円40分)ベツレヘムへ→(徒歩)生誕教会→分離壁ゲート→(ゲートから24番のバスで5.5シェケル165円30分)エルサレム→ホテル

今日の宿 New Palm Hotel ドミ 60シェケル 1800円 連泊。

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ベツレヘムはイスラエルの南方約10キロにある町。

バスが ベツレヘムに近づくと、道路脇に高いフェンスが続いた。これがあの分離壁なのだろうか。

パレスチナ自治区へ入る前に、パスポートのチェックがあるのかと思っていたが、なかった。あとでわかったが、エルサレム(イスラエル)からベツレヘム(パレスチナ自治区)へ入る場合はノーチェック。その逆はチェック(検問)がある。

バスの中は大半が女子大生で、ベツレヘムの大学に通っているらしい。
バスが終点の道路脇に停まると、唯一の観光客である私目指して、数人のタクシー運転手がやってきてしつこく勧誘。生誕教会の方角だけ教えてもらって歩いた。

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ベツレヘム市街。アラブの衣装を着た人がたくさん歩いているのかと思ったが、ほとんどいない。一見エルサレムと変わらないが、ユダヤの衣装の人はいない。

生誕教会の横にインホメーションがあったので、情報収集。エルサレムには、ユダヤ人(イスラエル人)はもちろん、キリスト教徒もパレスチナ人(アラブ人)も住んでいるが、この町にはイスラエル人は住んでいない。モスリムとキリスト教徒だけだという。

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生誕教会。キリストが生まれたと言われる地に建つ教会にしてはかなり老朽化が進んでいて、中も外も改装中。

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中に入って、祭壇の下に降りて行くと、そこがイエスが生まれたと言われる場所。もともとは洞窟だったものを、エルサレムの聖墳墓教会を建てたと同じ人が建てたもの。

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どこかの教会関係者が赤ちゃんの人形をイエス生誕の場所に置いてお祈りの儀式をやっていた。
キリスト教はいくつもの分派があり、この教会の中にもいくつかの宗派が入っていて、バチカンが管理しているわけではないみたい。

町歩きで市場などを見たあと、分離壁が見たくなったので、歩いて行くことに。教会からは3.5キロ。歩いて一時間ほどかかった。

途中、サンドイッチ、アイスクリーム、水などを買ったが、エルサレムよりもずっと物価が安い。人々も親切な感じがした。

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途中の見晴らし。途中で、イエスの父ヨゼフの家跡に寄ったところ、その場所はホテルになっていた。
フロントで聞いたところ、こころよくホテルの3階にある教会に案内してくれたが、中は非公開。

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一時間ほど歩いたら、大きな分離壁が現れた。7~8m以上ある。壁沿いを歩いていたら、パレスチナ人と連れの観光客がやってきて、「あの塔の上で見張っているから、あんまりウロチョロしないほうがいいよ」と言われた。

有刺鉄線と監視カメラもある。分離壁は、パレスチナ自治区内のイスラエル人入植地を取り囲むように、複雑に浸食して作られている。

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この分離壁は街中に忽然と現れる。さっきのパレスチナ人は、自治区の人間がゲートを超えていくのは容易ではないが、君は日本人だから問題ないよと言った。

この分離壁があることと、自治区内といえども、幹線道路はイスラエルの管轄下にあるため、実質的には経済封鎖されている状態で、自治区内の失業率は30%を超えるという。

壁には、落書きの他、パレスチナ人の悲痛なメッセージボードが何枚も貼られている。

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この少年は、外国で勉強して働きたいが、壁があるためにそれができない。壁のためにここでは仕事がなく金もないと訴えている。

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