今日は、クライストチャーチからレイク・テカポへ移動。今回のバスの予約購入は以下のサイトでやりました。
主要バスはここで。
http://www.intercity.co.nz/
レイク・テカポからマウントクックの往復はここで。http://www.cookconnect.co.nz/default.aspx
YHA(ホステル)のすぐ近くの博物館前がバス乗り場。

15分前に行ったら、もうバスがいた。愛想のいい運転手がお出迎え。
このバスはネットで買うと、eチケットも何も要らない。運転手に名前を言うと、運転手がリストと照合して乗るだけ。
よくできたシステムなんだけど、運用を厳格にやっていて、1分ほど遅れてやってきた客がいたが、「あなたは遅れたので、もうキャンセルされた。あとのバスに乗ってください」と断わられてた。
時間に厳格な理由があとでわかったが、このバスの運転手は、テカポでクイーンズランドからやって来たバスの運転手とバスを交換して、またクライストチャーチに戻る。そしてそのバスが飛行機の時間と連絡しているので、遅れは許されないという。
途中、一か所で20分ほど休憩したが、集合に5分遅れたインド人カップルに向かって、「インドからみえた新婚さん、今度遅れたら、置いていきますからね」と厳しくいっていた。

走り出してすぐに、牛。

また牛。

馬。

ドリー。気のせいかもしれんけど、羊は枯れ草を食っていて、牛や馬は青い草を食っている。

運転手は運転しながらガイドしてくれる。この橋は、冬の雪解けシーズンには水があるが、夏は水がほとんどないそう。そんな水のない川をいくつも超えていった。
運転手のガイドは上手で適格。客が時間に遅れても、それでイラついてるわけでもなく、なごやかにガイドして、顧客満足度は高い。
道路は北米のハイウエイのように力任せに作った道ではなく、二車線の普通の道で、ゆっくりと走る。

これは水のある川。

えんえんと、牧草地の中を走っていく。ニュージーランドがこんなにすばらしいところとは思わなかった。リラックスできるという点ではすばらしい。
スペインは、中年米をスペイン一色に染めて、ひどいやつらや、と思っていたが、よくよく考えると、オーストラリア、ニュージーランド、インド、南アと、面積だけ考えたら、イギリス領だった場所の方が広い気がする。今となってはブリティッシュ風の田舎の国ということで、それはそれでええんやけど。

右には羊たち。
大きな散水装置で水を撒いている光景を何度も見たが、作物を育てているわけではなく、放牧用の牧草に水を撒いている。こうしてみると、牧畜というのは、家畜を育てるというよりも、家畜が食う草を育てる仕事やね。

3時間ほど走って、マウントクックが正面に見えてきた。標高3700mぐらいと言ったように思うので、富士山ぐらいの高さ。

そして、昼にはレイク・テカポ到着。美しいです。対岸の山々に雪があったら、もっときれいなんやろね。

出ました。今日の宿、YHA。恐るべきバラック。まるで山小屋。このドミで4000円近くも取る。冬は雪に覆われるので、夏場だけなら高いのもしょうがないかな。
チェック・インは一時からということで、まだ時間があったので、湖のまわりを散策。

家族連れが湖のまわりでランチ。

泳いでいるカップルがいた。「水は冷たくないの?」って聞いたら、「かまうもんか」だって。そりゃ、あんたらの勝手だけど。他にも何人か泳いでいる人がいた。
時間がきたので宿にチェック・イン。そしたら、6人部屋で、あとの五人が女子。うち二人は日本人の若い女の子。二段ベッドの上が一か所だけ空いていたので、そこに荷物を置いて部屋を出た。
特に理由はなかったが、湖を眺めながら、ワインを飲んでみた。

美味しい!ボトル半分残っていたけど、全部飲んじゃった。
酔い覚ましの散歩へ。

宿の庭では、本格的バックパッカーがキャンプ。ニュージーランドはこういう旅には向いているみたい。

若いカップルが、シャーと滑車で滑るやつに乗ってはしゃいでいた。楽しそうだったのでワシもやてみた。そしたら肩の痛かったこと。せっかく治りかけていたのに。

あの教会が観光名所なので行くことに。

外観はたいしたことはない。中の祭壇が窓になっていて、そこから十字架越しに湖が見えて美しい。その写真を撮ろうとしたら、ダメと言われた。ケチすぎる。

全然たいしたことない湖だと思っていたら、太陽光線の都合で、見たこともないほど鮮やかなブルーに見えた。写真ではちょっとわからないけど、すばらしかった。

羊の番をする犬の銅像だそうです。
ここレイク・テカポは世界でも有数の星がきれいに見える場所。湖の対岸の丘の上に天文台があって、夜にそこで星をみるツアーがある。
インフォメーションで聞いたら、2時間の天文台星空ツアーが140ドル。いくらなんでもそりゃ高すぎるのでヤメた。
夜、宿の近くで星を見た。今日は雲一つなく、きれいな星空が見えた。
今、日本との時差は4時間。4時間先に行ってますので、私が星を見ている頃に、みなさんは晩御飯かお風呂ですね。夜中に起きて、また星をみようかなあ。
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