王宮散策(ジョグジャカルタ)
9:00宿出発(徒歩)→クラトン(王宮)入場料二か所で19500ルピア(180円)→(人力車5000ルピア・46円)タマン・サリ(水の宮殿・8000ルピア74円)→(人力車・11000ルピア101円)大通り→買い物→宿
今日の宿 Lotus Losmen 一泊120000ルピア(1104円)連泊
***
宿の朝食。この値段で、こんな豪華な朝食が込みだったとは驚き。ミーゴレン(麺)、ナシゴレン(米)、トーストから選択。ナシゴレンとコーヒーなんていう妙な取り合わせ。日本人の青年がいたので、お喋りしつつ食べた。
その青年はオーストラリアで二年間ワーキングホリデーをしてから、今アジアをまわっているところだそうです。彼によると、オーストラリアのワーホリが世界で一番給料がよくて、最低自給は20ドルだそうですが、今時は職探しが大変だそうです。
王宮。インドネシアは大統領制のはずですが、今でも王様がいるのかどうかは知りません。
王宮の中では、観光客用に影絵をやっていたが、現地語なので、ストーリーはわからない。
腰布を巻いて、剣を差しているのが王様に仕える人たちで、一種の名誉職で無給だそうです。タバコ吸いながら演奏してました。
王族の服や写真を展示してある部屋があって、そこに展示してある写真の女の人はみんなこんな化粧。やっぱりデヴィ夫人のメイクはインドネシアにルーツがあるんやね。
王宮を出て、タマン・サリ(水の宮殿)方面へ歩いていたら、人力車のおじさんが、乗っていけとしつこい。いくらか聞いたら、5000ルピア(46円)。なんて安いんだろうと思って乗った。ここの人力自転車は、後ろに自転車が付いていて、お客は前に座るので視界良好。でもたぶん、後ろに座席があるタイプよりも重労働だと思う。
影絵の人形工房に連れていかれた。まあ、おじさんにしてみれば、客を連れていけばマージンがもらえるし、客にしてみれば見るだけはタダ。しつこくもないので、まあいいか。
王様はプールにたくさんの女性をはべらせて、向かいの建物の小窓から、今晩の相手を選んだそう。
「今日はどの子にしようかな」女性たちは、まさか裸で泳いでいたなんてことはないでしょうね。小学校の頃の授業中、こんなような妄想ばっかりしていた時期がある。ひょっとしてワシはスルタンの生まれ変わりなのかもしれない。
外に出たら、またリキシャがずらり。疲れたので、宿の近くの大通りまでいくらか聞いたところ、5000ルピアだと言う。さっきの五倍ぐらいの距離なのに安いなあと思いつつ乗った。
ところが着いたら50000ルピア(460円)だと言う。聞き間違いだったかなあと思ったが、確か、"five zero zero zero?"と確認したはず。5000ルピアと言ったはずだよと、お金を渡そうとしたが受け取らない。バイクタクシーに30分乗って40000ルピアだったので、人力車でこの値段はおかしい。たぶんボッている。サイフに小銭が11000ルピアあったので、それを押し付けて帰った。
大通りで、明日シンガポールで再会するケン(Ken)へのおみやげとして、Tシャツをペアで二枚買った(二枚で900円)。もちろんワシとペアじゃなくて、ケンとケンの彼女用ですよ。ちなみにANDONGというのはインドネシアの馬車のことだそうです。
ケンには、まだ旅が初期の頃にヘルシンキのホステルで会った。外国人に気軽に話かけるなんてことがなかった頃の私に気軽に話かけてくれたケンはシンガポールの軍人。facebook を始めたら連絡してくれと言ったのもケン。明日が楽しみ。
屋台で腹ごしらえ。ご飯とフライとジャスミンティーで5000ルピア(46円)。ジャスミンティーは砂糖入り。こうやって思うと、やっぱり50000ルピアのリキシャはボッていた、たぶん。宿へ帰ってまた日本人青年とおしゃべり。
インドネシア最後の夜は贅沢に食うぞ!と、レストランに行ったが、ご飯ものが好きなので、またナシゴレン。チキンスープと砂糖がたっぷり入った茶飲料も入れて全部で36500ルピア(336円)。うまい!貧乏症のワシにはピッタリの国や。
↓応援のクリックをお願いします。